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プリンストンが販売する高機能ストレージ「Drobo」を活用しよう 第13回

8TB HDDが登場すれば64TBの外付けHDDに?

小さいが高性能な「Drobo Mini」を使ってみよう

2016年05月20日 11時00分更新

文● 飯岡真志 編集 ●金子/ASCII.jp

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まずはセットアップから

 前回は、Droboシリーズ中で最もコンパクトなDrobo Miniの概略を紹介した。今回は実際に使ってみよう。

Drobo Miniのスペック
搭載可能なドライブ最大4台(厚さ7mmまたは9.5mmの2.5インチSATA HDD、SSD)
最大容量64TB
インターフェースUSB 3.0、Thunderboltx2
サポートするOSWindows 10/8.1/8/7/Vista(32/64bit)、Mac OS X 10.7以降
ファイルシステムNTFS(Windows)、HFS+(Mac OS X)
サイズ幅187.2×奥行き180×高さ44.6mm
重量1kg

 Drobo Miniのインストール手順は本当に簡単で、迷う要素はほとんどない。まずパッケージに同梱されている紙の説明書は、A4サイズ両面印刷のクイックセットアップガイド1枚のみなので、とりあえずこれを読むことになる。すると、Drobo Miniのセットアップ手順は、以下の5ステップからなることが分かる。

1. Drobo Dashboardのダウンロード
2. Drobo Dashboardのインストール
3. HDDの取り付け
4. 配線と電源投入
5. フォーマット

 これに従ってセットアップを進めていこう。

Drobo Dashboard

 Drobo Miniを使用する際には、接続するWindowsマシンやMacに「Drobo Dashboard」というアプリケーションをインストールする必要がある。この辺りは、これまでに紹介したDrobo 5D/5Nと同じだ。

 前回紹介したがDrobo Miniのパッケージには、CD-ROMなどのメディアのたぐいは含まれない。Drobo社のサイト「http://www.drobo.com/start/」から最新版を取得するのだ。Drobo Miniはパソコンと直接接続するDAS(Direct Attached Storage)型の製品だが、ネットワーク環境は必要というわけだ。

 実際には、「drobom.com/start」とWebブラウザのアドレスバーに入力すればいい。すると、Drobo Miniを始めとするDroboの現行製品の写真が並んでいるページが表示されるので、左端に表示されているDrobo Miniの写真(またはその下の「View Here」というボタン)をクリックしよう。

クイックセットアップガイドに書かれたアドレスをWebブラウザーのアドレスバーに入力すると、現行製品が並ぶページが表示される

 するとユーザーガイドやファームウェア、Drobo Dashboardの最新版などを入手できるページが表示される。Drobo MiniをWindowsマシンで使用するなら「Drobo Dashboard 2.8.1 for Windows」を、Macで使うなら「Drobo Dashboard 2.8.1 for Mac」をクリックしてダウンロードする。なお、記事執筆時(2016年5月)にはバージョンが2.8.1だったが、より新しいバージョンが出るはずなので、適宜読み替えてほしい

Drobo Miniの写真を選ぶと、関連するソフトウェアやマニュアル類が集められたページが表示される。Drobo Dashboardもここからダウンロードする

 Windows用、Mac用のいずれも、各環境での一般的なインストーラであり、難しい点はないはずだ。無事にインストールできたら、Drobo Dashboardを起動しておこう。この時点では、まだDrobo Mini本体は接続していないので、画面上は特に変化はない。

ダウンロードしたWindows用のDrobo Dashboardインストーラを起動する。一般的なインストーラ画面だ


 

(次ページ、「Drobo MiniにHDDを取り付ける」に続く)

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