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最新パーツ性能チェック 第189回

ヘリウム充填HDDの8TB「WD80EFZX」を触ってみた

2016年04月24日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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 続いては、「CrystalDiskMark 5.1.2」だ。計測テストデータは、定番の1GiBのほか、500MiB、4GiB、32GiBを実施し、データサイズの違いでパフォーマンスに差が出るかを見ている。

500MiB

1GiB

CrystalDiskMark 5.1.2

4GiB

32GiB

CrystalDiskMark 5.1.2

 ほかのベンチマークと同じ傾向で、各テストデータサイズでシーケンシャルリード、同ライトはともに180MB/sec台と、文句ないパフォーマンスを発揮している。

 なお、「CrystalDiskMark」は、テストデータサイズ違いを計測する関係で、合計30回ほど、ベンチマークを実行しているが、数値に乱れはなく、安定していた。

 HDDでは普通のことだが、1年前にほぼ同価格で購入したSeagate「ST8000AS0002」で発生した、データがキャッからあふれたときのバタバタした動きを体験している身としては非常にうれしいところ。

ベンチマーク時の温度を計測

 アイドル時と各ベンチマーク実行後の温度をまとめてみた。テスト環境はバラック状態で、「WD80EFZX」は風通りの良い場所に置いている。室温は24度程度で、HDD温度は「Crystal Disk info 6.7.5」でチェックしている。

HDD温度(単位:℃) ←better

 さすがに「CrystalDiskMark」を計30回ほど、続けて実行した際は44度に達したが、「HD Tune Pro」の全周テストをリード、ライト各2回実行時は37度とまったく問題ない温度になっていた。

 今回のテストは、静まりかえった深夜にベンチマークを実行することもあったが、アクセス音が、気になることはなかった。

 ただ、通電開始時は、“HDDが動き出した~”と感じるなんとも懐かしい音で、人によっては気になるかもしれない。音が大きいわけではないが、静かな深夜にテレビ録画PCなどが復帰したときは、おやっと思うかもしれない。

 気になる人は、起動音を録音して動画を作ったので参照してほしい。どんな鳴り方か、わかりやすいように補正してあるので、実際はこんな大きな音はしないのでお間違いなく。20秒あたりまでが起動音で、以降はアイドル状態の音になる。

 複数台搭載する際に気になる振動は、アイドル時に触った感じだと7200rpmのHDDほどではないが、「WD Red」の3TBモデルよりは大きいように感じた。

不満ないヘリウム充填
8TB HDDの「WD80EFZX」

 1GBあたりの単価が4.975円と、用途は限られるが格安なSeagate「ST8000AS0002」や、値下がりが続いている一部製品の5TBモデルなどに、コストパフォーマンスはどうしても劣ってしまうが、性能や静音性などに不満なかったWestern Digital製NAS向け「WD Red」シリーズの8TBモデルとなる「WD80EFZX」。

 もうひと声ほしい価格ではあるが、NAS向けなどをうたう高信頼HDDの4TBと6TBモデルの価格差や、今までのヘリウム充填HDDの価格と比べて、8TBで3万9000円前後という価格は、決して高くはないだろう。

8TBの容量が必要なことは少ないが、Western Digital「WD80EFZX」は、不安なくさまざまな用途に使える

 発売当初の2012年7月に「WD Red」を購入しているユーザーは、製造から3年となる保証期間が終了し、そろそろ1年経過。転送速度の向上やトランスコード、DTCP-IPの対応など、性能向上している最新NASとともに「WD80EFZX」導入に踏み切ってみる!?

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