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マイクロソフト・トゥディ 第184回

写真で紹介! マイクロソフト本社を見てきた!! 前編

2016年03月11日 10時00分更新

文● 大河原克行、編集●ハイサイ比嘉

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キャンパス全体の3分の1を占めるウエストキャンパス

 ウエストキャンパスは、2009年に完成し、キャンパス全体の3分の1を占める規模を誇る。100万フィートのオフィススペースを追加したという。その中心となるThe Commonsは、最近の本社キャンパスでもっと活気があるエリアといえるかもしれない。レストランやカフェのほか、様々な店舗が集中し、さらにイベントスペースやミーティングスペースも用意されている。

 まさにひとつの街のような雰囲気を醸し出している。

The Commonsはキャンパスの中心地的な役割を果たす

2009年に完成したThe Commonsはウエストキャンパスの中に位置する

広大な敷地を利用し、近代的な建物が立ち並ぶ

The Commonsには象の置物を設置。Xboxのイベントで使われたもの

いつもは食堂に設置してある通称「マイクロスタング」を移動させる場面に遭遇。マイクロソフトの技術を満載したクルマだというが自動運転ではなく、人が押していた

充実した食堂エリア

飲み物は無料で飲み放題

お菓子コーナーも充実

Tech Linkは社員のPCの不具合などを修理してくれる

眼鏡の店舗なども出店

The CommonsにあるGREAT ROOM。Xboxの開発者会議などにも使われた

GREAT ROOMの内部の様子。お洒落なリビングルームのようだ

The Commons に隣接するStudio Dと呼ばれる建物。ビル・ゲイツ氏、スティーブ・バルマー氏、サティア・ナデラ氏のスリーショットが撮影された場所として社内では有名なところ

これがStudio Dで撮影されたスリーショットの写真

 

  ちなみに、これらのオフィス間を移動する際には、シャトルと呼ぶクルマを利用する。

 シャトルは1989年からキャンパス内を運行。現在156台のクルマがある。内訳は、日産リーフが2台、トヨタのプリウスが13台、フォードフュージョンが41台、トヨタのミニバンが19台など。3分の1以上が電気自動車か、LPガス車だという。

施設間を移動するにはシャトルと呼ばれる車を利用する。176台のクルマがある

 

シャトルは大型バンのほか、プリウスやリーフのようなエコカーも採用

シャトルは各建物の前に乗り場がある

シャトルはスマホアプリを使って呼び出せる

 また、社員の通勤の足として、コネクターと呼ばれるバスを用意。2007年に運行して以来、2万2000人以上の社員が利用。74台のバスが、21のルートで運行している。

こちらはコネクターと呼ばれるクルマ。社員が通勤のために利用するもので、シアトルやベルビューなどの近郊エリアに、74台のバスにより、21路線が運行されている

自転車専用レーンも用意されている。移動に自転車を使う社員もいるがこの時期は雨が多い

 だが、社員の多くは自家用車で通勤している。

 シアトル、ベルビュー、カークランドなどの近郊に住む社員も多く、30分以内で通勤できる社員も少なくない。午前9時ぐらいに出社して、午後5時過ぎには家に帰り、その後自宅で仕事をするという社員が多いようだが、なかには午前7時には出社して、午後4時には自宅に帰るといったような社員もいるという。東海外との3時間の時差を考えても、シアトルの午前7時は、ニューヨークの午前10時。そうした時差を考慮したり、渋滞を避けて通勤する社員も少なくないという。 

シアトルとレドモンドをつなぐ橋は拡張工事が行われていた。マイクロソフト以外にも、アマゾンなどIT企業の拡大に伴う渋滞緩和措置のひとつだ

 次回は、主要な建物の様子を紹介しよう。

キャンパス内では、ランニングしたり、歩いたりする推奨コースが設定されている

3マイルと5マイルのコース

スポーツエリアではサッカー、野球、クリケットなどができる

ツイスタープラザと呼ばれる場所には製品名を刻み込んだプレートがある

一番古いプレートは1975年に発売したAltair向けのBASICだ

マイクロソフトオフィスのプレートも


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