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T教授の「戦略的衝動買い」 第369回

“自分史上”最軽量を実現したモバイル「キーボードPC」を衝動買い!

2016年03月03日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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TrackPoint使いにはなじみやすいタッチパッド

76キーの日本語独自配列のキーボードだが、特徴はスペースバーの右側に省スペースタッチパッド、スペースバーの左側にマウスボタンが配置されていることだ

76キーの日本語独自配列のキーボードだが、特徴はスペースバーの右側に省スペースタッチパッド、スペースバーの左側にマウスボタンが配置されていることだ

筆者愛用のThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードよりひと回り小さい

筆者愛用のThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードよりひと回り小さい

同じく筆者愛用の「ポメラ DM100」よりはひと回り大きい。表面のシャインな塗装は極めてよく似ている

同じく筆者愛用の「ポメラ DM100」よりはひと回り大きい。表面のシャインな塗装は極めてよく似ている

 今回、筆者が衝動買いしたキーボードPCの特徴の1つに、スペースバーの右横に配置されたタッチパッドがある。

 長年のTrackPoint使いの筆者にとって、常に一番の関門になるのが多くのモバイルPCが採用しているタッチパッドとの慣れ感覚のギャップなのだが、今回はなぜかそれほどタッチパッドの違和感がなかった。

スペースバー右隣に配置されたタッチパッド。かなり面積が小さい感じを受けるが実際に使ってみるとそれほど不便は感じなかった

スペースバー右隣に配置されたタッチパッド。かなり面積が小さい感じを受けるが実際に使ってみるとそれほど不便は感じなかった

スペースバー左隣に配置された、Fnキーと同時押しことでマウスの左ボタンとして機能する「Altキー」と右ボタンとして機能する「カタカナ・ひらがな・ローマ字切り替えキー」

スペースバー左隣に配置された、Fnキーと同時押しことでマウスの左ボタンとして機能する「Altキー」と右ボタンとして機能する「カタカナ・ひらがな・ローマ字切り替えキー」

 Fnキーとのコンビネーションストロークでクリックを実現するマウスボタンなど、意外とナチュラルに便利に使うことが可能だった。

自宅の大画面テレビに接続してみた!

背面には、イーサネットやRGBポートなど、最近のスリムなモバイルPCなら装備していないようなレガシーポートも用意されている

背面には、イーサネットやRGBポートなど、最近のスリムなモバイルPCなら装備していないようなレガシーポートも用意されている

microSDカード系はmicroSDXCの128GBまでサポートされているようだ。筆者は秋葉原でも安くて入手の簡単な64GBのmicroSDXCカードを使用した

microSDカード系はmicroSDXCの128GBまでサポートされているようだ。筆者は秋葉原でも安くて入手の簡単な64GBのmicroSDXCカードを使用した

 さて、キーボードPCの概要と入出力系がだいたい理解できたところで、そろそろ自宅のHDTVであるパナソニック「ビエラ」の55インチテレビに繋いでみようと思う。はっきりとした使うあてはないのだが、本体内蔵の32GBのストレージだけでは心もとないので、今回は秋葉原で購入した64GBのmicroSDXCカードを用意した。

microSDXCカードを挿入して、あとはHDTVとHDMIケーブルを接続すれば準備は終了だ

microSDXCカードを挿入して、あとはHDTVとHDMIケーブルを接続すれば準備は終了だ

我が家のHDTVであるビエラの55インチはテレビ画面の左側面にHDMI入力が用意されている。ここにキーボードPCからのHDMIケーブルを差せば起動のための準備完了

我が家のHDTVであるビエラの55インチはテレビ画面の左側面にHDMI入力が用意されている。ここにキーボードPCからのHDMIケーブルを差せば起動のための準備完了

 キーボードPCと自宅リビングのHDTVのHDMIポートを接続するために、自宅にあまっていた結構ゴツい感じのHDMIケーブルを使用。付属のACアダプターからキーボードPCに電源供給し、キーボードPC背面右端にある電源オンスイッチを押すと、ほどなくキーボードPCは起動する。

起動後の最初の入力は国名の選択入力や使用言語、キーボードレイアウト、タイムゾーンの選択入力だ

起動後の最初の入力は国名の選択入力や使用言語、キーボードレイアウト、タイムゾーンの選択入力だ

続いてライセンスの使用許諾の承諾画面

続いてライセンスの使用許諾の承諾画面

スマホやタブレットと同じく、この手の商品では次にWi-Fiルーターの選択がやってくる。接続したいWi-Fiルーターを選択して既定のパスワードを入力

スマホやタブレットと同じく、この手の商品では次にWi-Fiルーターの選択がやってくる。接続したいWi-Fiルーターを選択して既定のパスワードを入力

最後にMicrosoftアカウントを入力するか新しく取得することで設定は終了する

最後にMicrosoftアカウントを入力するか、新しく取得することで設定は終了する

 ごく普通のWindows 10パソコンと同様、カントリーや言語設定、周辺機器との接続では何よりも先に設定するWi-Fi機能。そしてMicrosoftアカウントをすでに持っていれば、それを入力するだけで基本的な設定は終了だ。

 通常の導入作業や再起動を繰り返して、しばらくするとWindows 10の起動画面が表示される。これで基本的な設定は終了だ。普通のWindows 10パソコンと同様あっけない感じの導入作業だった。

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