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MisfitのSHINE 2を使い込んでみる

50m防水で6ヵ月稼働、理想スペック活動量計の意外な落とし穴

2016年01月13日 12時00分更新

文● 四本淑三

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 活動量計は使ってもらってナンボ。「これ使うの面倒くさーい」と思われたら、それまで。一度タンスの肥やしになってしまったものは、もはや二度と使ってもらえません。

 Misfitが新しく発売する「SHINE 2」は、そこに配慮した製品と言えます。

Misfit SHINE 2は、ローズゴールドとカーボンブラックの2色(画像はカーボンブラック)。発売予定は当初の発表から1ヵ月ほどずれ込み、今年1月末に日本で発売予定。価格は1万3824円

 活動量計がタンスの肥やしになる理由は、2つ。まずバッテリーの持続時間が短いものはダメ。充電のために着脱する頻度が増えるからです。そして防水性能がイマイチなものもダメ。入浴時にも外さなければならないからです。

 どちらも本人の意志と関係なく、着脱を要求されるわけで、これがストレスとして溜まってくる。外している間は当然、欠測になるわけで、計測機器の仕様としてもよろしくありません。

 最近はアンビエント・コンピューティングという言葉も使われているようですが、生体センサーもその範疇に入るのでしょう。一度装着したら、いらなくなるまで、黙々と仕事をしてくれるものが理想です。

 その点、ボタン電池(CR2032)で最大6ヵ月間稼働するというSHINE 2は、ずいぶんと長い間バッテリーの残量を気にしなくていい。そして水深50mまでの防水性能があるので、一般家庭の湯船では、その50分の1程度の水圧しかかけられません。

 心拍計を内蔵しない、常時装着型の活動量計のスペックとしては理想的です。ということで、しばらく使ってみることしたのですが。

(次ページでは、「電源・防水・オシャレの三要素を満たす初の製品?」)

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