ハイパーバイザやストレージなどのデータを統合、リアルタイム解析「PernixData Architect」
ネットワールド、仮想化インフラ/アプリの統合監視解析ツール
2015年12月21日 06時00分更新
ネットワールドは12月18日、米パーニックスデータの仮想化インフラ/アプリケーション監視解析ツール「PernixData Architect」の国内販売を開始した。VMwareのESXハイパーバイザなどから膨大なデータを収集、統合、解析し、仮想化データセンターにおけるプロアクティブなトラブル対応や、包括的なライフサイクルマネジメントの最適化を支援する。
PernixData Architectは、仮想化されたアプリケーションと仮想化インフラ、マルチベンダーのストレージやネットワークなどの膨大なデータを収集、統合、蓄積、関連付けし、単一のダッシュボードで管理可能にするソリューション。さまざまな手法でリアルタイムに解析することで、管理者による適切な判断を支援する。
これにより、たとえば「パフォーマンスの劣化している仮想マシンはどれか、原因は何か」「新たなアプリケーションのブロックサイズやRead/Write比は」「最適なストレージ構成や容量は」といった判断の基になるデータが得られるほか、問題が顕在化する前の対応、オーバープロビジョニングによるコスト増大の抑制、トラブルシューティングのコスト削減などを実現する。
販売形態は、単独パッケージの「PernixData Architect Standalone」と、VMware環境のI/O高速化ツール「PernixData FVP」とのバンドルパッケージの2とおりがある。Standaloneの参考定価(税抜)は、29万400円(1ホスト、2ソケットCPUまで)。バンドルパッケージは1月29日までのキャンペーン価格が設定されており、FVP Standardエディションとのパッケージで52万8000円(1ホスト、CPU制限なし)。