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キングジム初のノートPC「ポータブック」の魅力に迫る 第4回

アスキーの編集者たちがポータブックを語る!

命名ポ〜タ君! キングジム初のノートPC、ステキなマシンだ

2015年12月18日 09時00分更新

文● 編集長みやの、吉田ヒロ、コジマ 編集●貝塚

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 続いては、アスキー・ジャンク部などで活躍するコジマの意見!

若干どっちつかず……かな/コジマ

 「ポメラ」を同人作家の人たちが愛用しているという話を聞いたことがあります。

 余計な機能がなく、さっと広げてパカパカ文字を打てる。ノートPCほど大げさにならず、軽快に持ち運べるのが選ばれた理由でしょう。だからポータブックにも同じような使いやすさを期待していました。ポメラ+α、的な。文章作成+ブラウジング&プレゼンの作成ぐらいができますよ、的な。あとはざっくり切り捨ててもいいよね、的な。

 で、触ってみた感想。キーボード入力は快適です。少なくとも打ちにくいということはありません。なんせこのサイズ感なので、膝の上に乗せても使えますよ。ポインティングデバイスが光学式なので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、慣れればそこまで気にならないと感じます。許容範囲内というところでしょうか。動作についてはスペック相応といった感じ。

 しかし、重量が約830g。しかも価格が9万円前後ときました。ビジネスシーンに特化したいからHDMI/VGA端子などのインターフェイスを搭載する、という理屈はわかります。でも、だったらUltrabookを買うかもなあという人もいるでしょう。インターフェースにアクセスする際のフタの開閉も、90年代のノートPCっぽかったりして。「+α」が多すぎたんじゃないかという気が、ちょっとします。このご時世、スマホ+Bluetoothキーボードという選択肢もあるわけで。

 このマシンならではの便利さはあると思います。この変態キーボードが欲しいぜ〜シャコンシャコーンしたいぜ〜という人がいるのもわかります。でも、若干のどっちつかず感があるかなあ……というのが、正直な思いです。

コジマ

ASCII.jp編集部のオールドルーキーとして、生来の不器用さと異常なほどの心配性を周りからツッコまれつつ、取材や原稿などと格闘している。

 打ち心地のよさは評価しつつも、ポメラ+αと考えると、ちょっと違うかも……という意見。やはりスマートフォンまたはタブレットとBluetoothキーボードの組み合わせとはどうしても比べてしまいますね。

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