もりもりとキャノーラ油を注ぐ!!
いよいよ油注入である。既に述べているように、油にはキャノーラ油1300g×3を用意している。
単価の安さだけで選んでいるが、予算があるのであれば、酸化に強いとパッケージに明記されている日清ヘルシーベジオイルでもいいし、化学合成油でもいい。もちろん、オリーブオイルを天高くから垂らすのもアリ。
油を注ぐ前にまず電源を投入。注ぐ過程で事故死しないかをリアルタイムでチェックするためだ。まずそういった事故は起きないのだが、可能性はゼロではないので念のためである。
そのため、初期段階で電源部に対して油をかけてみるのもチェックとしていいだろう。
下の写真でもわかるように、ケーブルコネクターまでどっぷりと油につけた状態で動作するのであれば、その後の運用にまず問題はない。このあたりはCompute Stickを2ヵ月ほど運用して確認できている部分だ。
目分量でよさそうなところまで油を注ぐことにした。基板がしっかりと油に浸かる状態まで必要になった油はちょうど2600g。
残った1300gはおうちで使用するか、また何かしらを沈めるときまで保管しておくとして、見た目からも十分冷えそうである。
今回は録画しやすい編集部での作業だったので、2600gの油を注いでいく様子を録画している。
動画で見ると、けっこうショッキングなのだが、OSが落ちることもなく、順調に油に沈んでいく様子を楽しんでほしい。
察しのいい読者ならば、この時点で電源のオンオフをどうするんだと考えたと思われるが、うっかりしていた。
UEFIを見るとCompute Stickのように電源が接続されたら電源オンといった設定はないのだが、Wi-FiアダプターであるIntel Dual Band Wireless-AC 3165は無線LAN経由でのWake-on-LANに対応している。ただし、C2ステートに設定することが条件となっている。
スイッチ部分にケーブルを挟んで延長させるのがもっとも無難だろうか。今回の場合、基板を持ち上げられる余地を残してあるので、少し指先は汚れてしまうが、電源投入は可能だ。
(→次ページヘ続く 「しっかりと冷えて長時間負荷テストもクリア」)
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