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自作PCマニアが小型PC「LIVA Core」を魔改造! 第2回

性能は上がる? 巨大クーラーで「LIVA Core」を冷やす!

2015年12月12日 11時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●北村/ASCII.jp

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 第1回でお伝えしたように、LIVA Coreはファンレス状態で65~70度あたりをうろうろするも、挙動についてはなんら問題はなく、しっかりと熱設計がされていることがわかった。フツーに使用するのであれば、あまり温度を気にする必要はない。

 ただ、高負荷時のCPU温度は65度付近に張り付く。筐体の温度も45度以上で、場所によっては50度を超えていたので、温度の値だけを見ると不安になるのもたしかだ。そこで比較的分解しやすい構造でもあるため、今回は空冷での冷却強化を試していこう。

せっかくのファンレスマシンだが、今回は静音性をスルーして、とりあえず空冷でどうにかならないか探っていこう

天板を外してみる

 LIVA Coreの天板を見ると、ヒートシンクは見えるものの、アクリルでフタをされているため、煙突効果よろしく、天板部からの排熱性能は低いことが見てわかる。

ヒートシンクは見えるものの、天板はアクリルでフタをされている

 そこで、まずは天板を外してみた状態での冷却性能を見てみた。結果からすると、58度あたりをウロウロするようになるため、デフォルトと比べると冷却性能が上昇する。

 今回は天板をごっそり外しているが、アクリルパネルだけを取り外せるため、顔を出しているヒートシンクの部分だけ切り抜くのもアリだろう。ファンレス状態のまま、冷却性能をアップさせるなら、まず無難な手段だ。

天板部分を取っ払った状態。Wi-Fiアンテナを固定する場所がなくなってしまうが、筐体側面にテープ付けでも問題ない

簡易サーモグラフィー「FLIR ONE for iOS」でヒートシンク部を計測してみたところ、46.8度。OCCT 4.4.1を走らせて15分経過した状態のものだ

とりあえず、ファンだけを載せてみる

 実用性は別として、思いっきりトップフローで風を当ててみたらどうなるのだろうか? 使用したファンは、編集部の倉庫に転がっていたThermalright「TY-120 PWM」(700~1500rpm)。ファンの電源は変換ケーブル「RHINO USB to Fan Adapter Cable」を使用して、USBから給電している。

LIVA Coreとファンの間にヒートシンクでスペースを作って効率よく風を当てている状態をつくりだした。ヒートシンクは単なるスペーサーとして使用しているだけで、これ自体に冷却効果を期待しているわけではない

RHINO USB to Fan Adapter Cableは、3ピン/4ピンへの電源供給をUSBで行なえるケーブル。電圧ブースターを内蔵しており、ファン側に12Vを供給できるため、定格でファンを回せるナイスな一品だ。実売価格は1280円

 OCCT 4.4.1を2時間33分実行しても、OCCT 4.4.1読みでのコア温度は34度前後と良好な冷却っぷりを見せた。デフォルトの状態からすると、30度ほど温度を下げることができたわけだ。

 ただ、下のベンチマーク結果からすると、冷やしてもスコアーが上昇するわけでもないので、ここまでする必要はないようにも思えるが、これのほうが精神的、衛生的に大変よろしい。

OCCT 4.4.1 Core #0の温度変化。右はFLIR ONE for iOSでヒートシンクの温度を見たところ。しっかりと冷えている

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」の結果に変化はナシ。設定は「標準品質(ノートPC)」、1280×720ドット、フルスクリーン、DirectX 9だ

(→次ページヘ続く 「巨大CPUクーラーを載せる」)

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