キーボードは凹形状の「球面シリンドリカルキートップ」を採用
キーボードは「球面シリンドリカルキートップ」と呼ばれる形状を採用している。これは、キートップをわずかに凹形状にすることで指先が自然にキーに沿えられ、疲れにくくなるというもの。実際にこの記事は「LIFEBOOK WA2/W」で執筆しているのだが、タイピングを続けていけばボディーブローのようにじわじわと効いてくる。確かに指先がいつもより疲れない……ような気がする。
また、キーボード上面には同社のクラウドサービス「My Cloud」ボタンや、ショッピングサイトやOfficeソフトなどにアクセスできる「MENU」ボタンが配置されている。
インターフェースは、左側面にLAN端子、HDMI端子、USB 3.0端子×3。右側面には電源端子とヘッドホン端子、USB 2.0端子を1つ、左前面部にはSDメモリーカードスロットを搭載している。左側面の一番手前にあるUSB 3.0端子は「LIFEBOOK WA2/W」の電源がオフの状態でも充電が行なえる。最近だと主にスマホの充電用になるか。
反射させてサラウンドに
内蔵スピーカーの位置が面白い
ハイレゾ対応のヘッドホンを利用すればハイレゾ音源を楽しめることはすでにお伝えしたが、内蔵スピーカーの配置にもこだわりを感じた。ノートPCのスピーカーは通常だと背面にあったり、側面に用意されていたりするが、「LIFEBOOK WA2/W」の内蔵スピーカーは、ヒンジの手前斜面に2基配置。この位置に配置すると、音源を再生した時に音がディスプレーに当たり、反射して広がりのある音を表現できるという訳だ。
使い手に合わせたカスタマイズが可能な「LIFEBOOK WA2/W」
以上のようにスタンダード15.6型ノートPCでありながら、カスタマイズ次第でヘビーユースにも耐えられるのがカスタムメイドモデルの魅力だ。コストパフォーマンスを求めて標準構成を選んでも、画像編集や文書作成、ハイレゾ対応のヘッドホンを利用すればハイレゾ音源を楽しむこともできる。次回以降はパーツ構成やベンチマーク結果から見た実際の性能について紹介しよう。
「LIFEBOOK WA2/W、WA1/W」の標準構成 | |
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CPU | Celeron 3205U(1.50GHz) |
メインメモリー | 4GB(デュアルチャネル対応)、PC3L-12800 DDR3L SDRAM(※) |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics(※) |
ストレージ | 約500GB HDD |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T)、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1 |
映像出力 | HDMI出力端子 |
OS | Windows 10 Home 64bit |
価格 | 9万7499円(11月18日14時までのクーポン適用価格) |
(※)選択するCPUによってメモリーとグラフィックス機能が変わります。