CRYORIG「A40」、「A40 Ultimate」、「A80」
水冷ヘッドにファンを備える水冷クーラーがCRYORIGから
2015年11月04日 22時16分更新
空冷タイプのハイエンドCPUクーラーでおなじみのCRYORIGから、同社初のオールインワン水冷クーラー「A」シリーズが登場した。5日(木)の発売開始を前に、ショップにはサンプル版が入荷している。
COMPUTEX TAIPEI 2015で初披露となった「A」シリーズ最大の特徴は、水冷ヘッド部に70mmサイズの冷却ファン(回転数1500~3000rpm±10%/ノイズレベル15~27dBA/風量25CFM)を搭載するところ。これにより、水冷タイプのCPUクーラーでありがちなCPU周辺のエアーフローを改善。電圧レギュレーターやメモリー、隣接するビデオカードなど、熱のこもりやすCPU周辺部の冷却も可能とした。
ファンは、差し込み方向によりアップとダウンの2方向へ調節可能。ダウンエアーではCPUを中心としたマザーボードエリアへのクーリングファンとして、アップエアーではビデオカード方向へのサーキュレーターファンとして効果を発揮するという。
ラインナップは、全長272mm(240サイズ)/厚み25mmのラジエーターに120mmファン(回転数600~2200rpm/ノイズレベル13~37dBA)×2基を搭載する「A40」、同じく全長272mm(240サイズ)で厚みが38mmのラジエーターに120mmファン×2基を搭載する「A40 Ultimate」。
さらに上位モデルとして全長311mm(280サイズ)のラジエーターに140mmファン(回転数600~1850rpm/ノイズレベル13~37dBA)×2基を搭載する「A80」の3モデルが用意される。
対応プラットフォームは、LGA 2011(v3)/1366/115x、Socket FM1/FM2/AM2/AM2+/AM3/AM3+。
価格は「A40」が1万8338円、「A40 Ultimate」と「A80」が2万498円。ツクモパソコン本店やBUY MORE秋葉原本店ではサンプル版も展示中だ。
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