ISO 3200でもノイズは気にならず実用的!
撮影サンプルで見るPowerShot G5Xの画質
レンズチェック(広角側)
中央部は絞り開放からシャープネスが高く、解像感も高い。周辺部では収差が大きく、1段以上絞ったF2.8くらいからしっかり結像するようになる。
F4.0くらいからで全画面均一的にシャープネスが高い。F8.0以上絞るとかなり甘い画像になってしまう。
レンズチェック(望遠側)
望遠側も絞り開放からシャープネスが高く、解像力もある。1段絞ったF4.0付近が一番シャープになり、それ以上絞っていくとわずかにだが解像感が低下していってしまう。
感度別撮影サンプル
感度設定は最高でISO 12800まで。デジイチに比べれば小さい1型センサーではあるが、かなり良好な結果だ。ノイズが目立ってくるのはISO 1600くらいから。それでもISO 3200でも気にならないので実用性が高い。
ただし、シャープネスはISO 400くらいから影響が出はじめる。ISO 400以降は徐々に解像感が落ちていってしまう。
ファインダー撮影で気合の入った1枚を撮る!
EVFはコンデジとは思えないくらい見やすく、アイポイントもそこそこ長いのでメガネを使用しててもあまり困らない。
ファインダー撮影は背面モニターと異なり、フレーミングに集中しやすく、つい気合を入れて撮ってしまいたくなる。その際、前面のコマンドダイヤルやレンズ基部のコントロールリング、操作しやすい大型の露出補正ダイヤルなど、露出をコントロールしたくなる良好な操作感が魅力的だ。
フルHD動画の撮影機能や秒間5.9コマの連写など、基本的な機能は十分に備わっており、マニュアル的な操作性もしやすい。気軽な撮影はもちろん、コンパクトなボディーで本格的な撮影が行なえるデジカメだ。
(次ページに続く、「4K動画も撮影できる高性能デジカメ ソニー サイバーショット RX100IV」
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