膝上は絶望的だが持ち運び+打ちやすさは魅力的
さて、実際に打鍵してみたところ、すでに述べたようにSurface 3 タイプ カバー的なので、あっさりと慣れることができた。
キーピッチは約16mmと少し狭いが、慣れるまでは意外と速い人が多いだろう。あまり違和感がない。また中央の横長のキーも慣れてくると、ポジションズレを気にすることが少なくなるため、メールだけでなく、長文のメモも十分にこなせた。
構造上から仕方ないことだが、膝上でのオペレーションは実行できない。テーブルなどが必要になってしまうが、そこは割り切るほかないだろう。
逆に傾斜をつけたいときは、モバイルルーターなどをUniversal Foldable Kyeboardの下におけば対応可能であったりと、フットワークの軽さもある。
フットワークでいえば、Windows、Mac、iOS、Androidに対応し、かつOS問わず2台までペアリング可能な点もポイントだといえる。接続はBluetoothだ。
切り替えはESC横にあるふたつのキーになる。またよくよく見てみると、キープリントにはグレーで英語配列用のプリントがされている。これは接続するデバイスによっては英語配列になるためだろう。
ファンクションキーがないため、人によっては困るかもしれないが、チェックしていたところ、Windowsに限り、Fnキー+1~^キーにF1~12が割り当てられていた。少し面倒だが、モバイル性で許せるかどうかで考えてみるといいだろう。
コンパクトでそこそこ打鍵しやすいものを
探しているのならコレか!?
一定周期で登場するモバイルキーボード。登場の都度、メーカーの試行錯誤が伺えるものばかりだが、Universal Foldable Kyeboardは持ち運び時のサイズと使用時のサイズに関しては、ひとつの最適解といえるかもしれない。
やや変則のキーレイアウトはモバイルキーボードではスペースの都合上よくあることだし、問題があるとすれば膝上に弱い点くらいだ。
もちろん、Surface 3 タイプ カバーのような打鍵感に馴染めるかといった要素もあるが、それらを含めても完成度はとても高いモバイルキーボードだといえる。
出先ではタブレットやスマホで、長文を書くことが多いのであれば、本製品をチェックしてほしい。
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