このページの本文へ

最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第140回

Xperia、Galaxy、AQUOS、比較的小型な夏スマホのスタミナは?

2015年09月14日 12時00分更新

文● 小林 誠 編集● ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Xperia A4はおなじみの機能
目新しさは無し

 最後に紹介しきれなかった独自機能などを取り上げる。だが、XperiaとGalaxyはこれまでも同シリーズを頻繁に取り上げており、目新しさはあまりない。

 音楽関連の機能ではノイズキャンセリングへの対応をはじめ、XperiaシリーズではおなじみのClearAudio+、サウンドエフェクトといった音質の最適化、イコライザーといった充実の設定内容。

Xperiaシリーズらしく、音楽系の機能は充実している

 一気に涼しくなってきた最近は、そろそろ冬も意識して……というわけで「手ぶくろモード」も忘れてはいけない。省エネ設定として「STAMINAモード」「低バッテリーモード」「緊急省電力モード」があり、バッテリーはもっと持たせることが可能だ。

STAMINAモードのほか、モーション系の機能も充実してきた

Galaxy S6は指紋と心拍計に注目
細かい機能も豊富に用意

 Galaxy S6の独自機能としては、ホームボタンと兼用している指紋センサー、裏のカメラの脇にある心拍計は非常に独自色が強い。

指紋認証に加え、背面には心拍計も搭載

 またこれらの機能を利用したセキュリティー設定、「S Health」というサムスン独自の健康・スポーツ支援アプリがあるのも魅力。このアプリ、ストレス(気分)の記録や水分摂取量の記録もあり、今夏のような熱中症対策には便利だったように思う。

 音質向上や省電力設定もあり、モーションやジェスチャーを使った細かい機能もGalaxyシリーズには以前から多く搭載されている。

S Healthでは機能が非常に充実したヘルス系アプリ。モーション系は従来どおり数多くの機能が利用できる

定番機能が揃うAQUOS EVER
オススメはセルフチェック機能

 AQUOS EVERもAQUOSシリーズでおなじみの機能が並ぶ。特に設定を見ると独自の機能が見つかる。省エネ設定のエコ技はシャープの定番機能。ナチュラルモードやリラックスモードがある画質設定もシャープらしい。

独自の省エネ機能を搭載。モーション系機能も多い

 本体の動作によって画面の消灯や点灯が可能なモーション設定も細かくある。さらに長く使うことを考えると「セルフチェック」機能こそ他メーカーに真似してもらいたい。これは調子の悪い機能が正常に動作しているのか、スマホ自体が調べてくれる。音が悪い、タッチの反応が悪い、バッテリーの持ちが悪いなど、長くスマホを使っていると、原因不明の不具合が起きるもの(筆者も最近よく悩まされる)。そんなときにこの機能があるだけでもだいぶ参考になる。

端末の問題をユーザー自身で確認できる機能がうれしい

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン