Xperia A4はおなじみの機能
目新しさは無し
最後に紹介しきれなかった独自機能などを取り上げる。だが、XperiaとGalaxyはこれまでも同シリーズを頻繁に取り上げており、目新しさはあまりない。
音楽関連の機能ではノイズキャンセリングへの対応をはじめ、XperiaシリーズではおなじみのClearAudio+、サウンドエフェクトといった音質の最適化、イコライザーといった充実の設定内容。
一気に涼しくなってきた最近は、そろそろ冬も意識して……というわけで「手ぶくろモード」も忘れてはいけない。省エネ設定として「STAMINAモード」「低バッテリーモード」「緊急省電力モード」があり、バッテリーはもっと持たせることが可能だ。
Galaxy S6は指紋と心拍計に注目
細かい機能も豊富に用意
Galaxy S6の独自機能としては、ホームボタンと兼用している指紋センサー、裏のカメラの脇にある心拍計は非常に独自色が強い。
またこれらの機能を利用したセキュリティー設定、「S Health」というサムスン独自の健康・スポーツ支援アプリがあるのも魅力。このアプリ、ストレス(気分)の記録や水分摂取量の記録もあり、今夏のような熱中症対策には便利だったように思う。
音質向上や省電力設定もあり、モーションやジェスチャーを使った細かい機能もGalaxyシリーズには以前から多く搭載されている。
定番機能が揃うAQUOS EVER
オススメはセルフチェック機能
AQUOS EVERもAQUOSシリーズでおなじみの機能が並ぶ。特に設定を見ると独自の機能が見つかる。省エネ設定のエコ技はシャープの定番機能。ナチュラルモードやリラックスモードがある画質設定もシャープらしい。
本体の動作によって画面の消灯や点灯が可能なモーション設定も細かくある。さらに長く使うことを考えると「セルフチェック」機能こそ他メーカーに真似してもらいたい。これは調子の悪い機能が正常に動作しているのか、スマホ自体が調べてくれる。音が悪い、タッチの反応が悪い、バッテリーの持ちが悪いなど、長くスマホを使っていると、原因不明の不具合が起きるもの(筆者も最近よく悩まされる)。そんなときにこの機能があるだけでもだいぶ参考になる。
この連載の記事
-
第212回
スマホ
3キャリアの主力ハイエンド機「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」のスタミナ比較 -
第211回
スマホ
3キャリアの主力モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」でカメラ勝負! -
第210回
スマホ
3キャリアの主力モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」の速度対決 -
第209回
スマホ
3キャリアの主力販売モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」を比較 -
第208回
スマホ
「MONO」「Qua phone」「Android One」、キャリアのミドルクラスのスタミナは? -
第207回
スマホ
「MONO」「Qua phone」「Android One」、キャリアのミドルクラスのカメラをチェック -
第206回
スマホ
キャリアのミドル機「MONO」「Qua phone」「Android One」の速度比較 -
第205回
スマホ
主要3キャリアの最新ミドル機「MONO」「Qua phone」「Android One」を比較 -
第204回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、ハイスペック機のスタミナテスト -
第203回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、ハイエンドスマホのカメラをチェック -
第202回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、キャリアのハイスペック機の速度を比較 - この連載の一覧へ