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さくらのクラウドなどとのハイブリッド構成も可能

さくら、石狩でプライベートクラウド提供開始、Azure基盤を採用

2015年09月04日 14時50分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

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 さくらインターネットは、Microsoft Azure基盤を採用した「さくらプライベートクラウド powered by Windows Azure Pack」を9月3日から提供開始した。

 Microsoft Azure技術を活用したプライベートクラウドを石狩データセンターで構築できる。オンプレミスの堅牢さとホスティングの手軽さ、Microsoft Azureと一貫した操作性を持つのが特長。

 Windows ServerおよびSystem Centerを基盤とし、これらを一元管理するシステムとして、Windows Azure Packを適用することで、Microsoft Azureのような管理を可能にする。

システム構成イメージ

 石狩データセンターは、地震・津波・液状化リスクの低い安全な立地であり、耐障害性およびセキュリティの高い設備を備える。北海道の冷涼な外気を活用した外気冷房によるエネルギー効率にも優れた施設だ。

石狩データセンター

 ここに顧客専用ラックスペースを用意し、使用するハードウェアもすべて占有型で提供する。ライセンス含めてサービス利用費のみで使えるため、顧客自身で資産を保つ必要がなく、サーバーなどの機器の購入や日々の運用、故障対応もさくらインターネットが対応する。

 このほか、Microsoft AzureやさくらインターネットのIaaS「さくらのクラウド」と組み合わせて、ハイブリッドクラウドとしても利用が可能。石狩データセンターで提供する「さくらの専用サーバ」などとのL3接続にも対応する。

ハイブリッドクラウドとしても利用が可能

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