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理由は「ご近所さんだから」。今年は「自分たちで全部やる」が裏テーマ?

RSR 2015、無料Wi-Fiスポット提供でさくらが2年目の“参戦”

2015年08月08日 19時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 8月14~15日に北海道の石狩湾新港で開催される大型野外音楽フェスティバル「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2015 in EZO(RSR 2015)」。さくらインターネットでは、会場内7カ所で無料Wi-Fi&スマートフォン充電スポットを提供する。

“国内4大ロックフェス”の1つに数えられる「RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO」。17回目となる今回も、広大な会場内の6ステージに100組を超えるアーティストが登場する(画像は公式サイト)

 さくらでは昨年のRSR 2014において、初めての試みとして無料Wi-Fiスポット(1カ所)の提供を行った(関連記事)。6万人超が来場するRSRでは携帯電波がつながりにくくなることもあり、RSR会場と同じ石狩湾新港にデータセンターを構える企業として「インターネットの側面から支援しよう」と考えたという。

 今年はこの取り組みを拡大し、RSRの公式サポーターとして、会場内各ステージに近い合計7カ所で無料Wi-Fiスポットを提供する。RSR公式サイトの会場マップでは、「Wi-Fi&Battery Charge」および「SAKURA Internet」アイコンで表示されている。

この看板が無料Wi-Fiスポットの目印。SNSへの画像や動画のアップロードや、公式アプリのダウンロードなども快適にできるはず

 会場内Wi-Fiスポット付近でSSID「freewifi-rsr-sakura」のアクセスポイントに接続し、Webブラウザを起動して利用規約に同意すれば、無料でWi-Fiを利用できる。なお、各スポットではスマートフォンなどの充電も可能だ。

 ちなみに、データセンター事業者であるさくらにとって、野外Wi-Fiスポットの提供はふだんの業務とはかけ離れたひとつの“チャレンジ”でもある。現地レポートも含め、その背景を探る記事はまた後日お届けする予定だ。

「昨年の経験をふまえ、今年は『できることはなるべく自分たちでやろう』と決めました。その結果、高所作業車の免許を取得することに……。ふだんの仕事では絶対使わないんですが(笑)」(さくらインターネットの担当者、東さん)

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