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IFA 2015レポート 第7回

プロジェクト内蔵YOGAタブは手ごろな10.1型に

レノボ、Moto 360や新型YOGAなど、新製品を続々

2015年09月03日 00時00分更新

文● ASCII.jp

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 レノボは9月2日(現地時間)、ドイツ・ベルリンでプレスイベント「Innovation Never Stands Still」を開き、2015年度の後半に市場投入する製品を発表した。なお、世界市場を視野に入れた発表会で、国内での投入予定・時期・価格に関しては公表されていない。

発表会場は旧東西ベルリンの境目、チェックポイント・チャーリー付近にある施設。学校を改装したものだという。

 腕時計型端末から最新CPU搭載のゲーミングPCまで、ホリデーシーズンを主に投入する個性的な製品が矢継ぎ早に紹介された。イノベーションとスマート化。人々とデバイスの関係を考えるという点が大きなコンセプトとしてあるという。全体で40機種を超える新製品が出ているため、発表会では特徴ある製品をピックアップして紹介。この記事でも、細かな製品情報には触れない。

機器と人々の関係性をまとめたイラスト。機器を使うから、人々が機器を通じてサービスでつながる時代に変わったことを示している。海外メーカーがモバイル機器を説明する際、こうした文脈をよく見かけるようになった。

世界的に盛り上がっているゲームからスタート

 発表会は欧州を中心に展開しているゲーミングPC「ERAZER」を使ったゲーム対戦からスタート。注目機種としてはウォッチ型端末「Moto 360」の第2世代機、そしてモトローラブランドのスマートフォンなど。発表会では紹介されなかったが、最新のCore m7を搭載した「Miix 700」シリーズの新機種なども注目機種。キックスタンド型の台座を備え、YOGA 3 Proと同じデザイン性の高いヒンジを付けている。

IBM PCも登場。;Tinyは小型デスクトップだが、米軍調達基準を満たす堅牢性がウリ。Tiny・ThinkPad YOGAともにお決まりのように踏みつける。

 ビジネスPCでは、ThinkPad Yoga 260、ThinkCentre Tinyを紹介。現在のPCアーキテクチャーの道筋を開く元祖ビジネスパソコンと言える「IBM PC」も壇上に置かれ、ビジネスPCのサイズがここまで(96%も)小さくなった点を強調した。さらに床にThinkCentre TinyやThinkPad Yoga 260を落とし、さらに踏みつけるといった頑丈性アピールも。

 ThinkPad Yoga 260は12.5型ディスプレーを搭載し、厚さ17.8mm。重量は1.3㎏。ペン(ThinkPad Pen Pro)操作も可能。オプションでLTE-Advanced接続や、PCI Express接続のSSD、最大16GBのDDR4メモリー搭載にも対応する。価格は949ドルから。

YOGAタブとファブレットを強調

 モバイルでは6.8型の大型ディスプレーを搭載したファブレット(LENOVO PHAB PLUS)と、YOGAヒンジに加え、プロジェクターも内蔵した10.1型Androidタブレット「YOGA Tablet 3」が紹介された。

LENOVO PHAB PLUS

タブレット・スマートフォンとしての特徴をアピール

スマホを持ってても通話に使う時間は全体の7%。それ以外のコンテンツに利用する時間のほうが圧倒的に多い。

そこで好評を博しているのがファブレット。

 レノボの説明ではスマートフォンの利用時間のうち、音声通話に使うのはわずか7%。それ以外の70%の処理は動画視聴や電子書籍の閲覧など、大画面であるほど都合がいいものばかりだという。

 PHAB PLUSは、大画面と音声通話を両立したファブレット。6.8型と大きいが、ベゼル幅は幅96.6mmに抑え、片手でもなんとか持てるサイズ。ディスプレー解像度は1920×1080ドット。OSは独自のVibe UIを備えたAndroid 5.0。トランプのマジックをモチーフにして、複数のスマートフォンやタブレットがPHAB PLUSへと集約されていく動画も印象的だった。3色展開で価格は299ドル程度。

YOGA Tab 3 Pro

YOGA Tab 3 Proの機能概要。70インチまで投影が可能。輝度は50ルーメン。高解像度で単体でもディスプレーがきれい。

NETFLIXなどにも最適だとうたっている。10000mAを超す大容量バッテリーを搭載する点もウリのひとつ。

 YOGA Tab 3 Proは、Yoga Tablet 2から、素材感、ロゴなども変更。背面はレザー風のテクスチャーがあしらわれている。画面解像度はQHDと高く、299ppiと高精細。Yoga Tablet 2ではこれまでAndroid版で13型クラスの製品がプロジェクターを内蔵していたが、今回は10.1型とより小型のモデルでの展開となった。プロジェクターの位置がサイドから、中央に移動しており、本体を立てた状態であれば前、平らにした状態では上部に映像を投影できる点も面白い。輝度は50nitで、70型までの東映が可能だという。

360度回転するヒンジと組み合わせたプロジェクターの投影位置の柔軟さも特徴。

フォークでタッチしても認識する。

400

 究極のビデオマシンを標ぼう。JBLスピーカーも引き続き搭載。タブレットを持つ人の55%が動画を見たいというニーズにこたえるとともに据え置き使用など設置の柔軟性にこだわっている。NETFLIXの視聴に最適化しているとのことで、キッチンや風呂場などでの使用も想定しIP21相当の防滴仕様となっている。

モトローラ製品も元気にアピール

 モトローラブランドからは、スマートフォンの「VIBE S1」「VIBE P1」、そして腕時計型端末の「Moto 360」などが紹介された。

VIBE S1。2眼カメラを装備しており、人物と被写体を認識。自動的に人物だけを切り抜くといったことが可能。

切り抜いた人物の後ろにはいろいろな背景を組み合わせることも可能。自分撮りを楽しくする機能。

VIBE S1とP1のスペック概要

moto g、moto x STYLEなども紹介。

腕時計型端末の第2世代Moto 360は今回注力している機種のひとつ。

丸形の液晶のほうが効率がいいと強調。ベルト部分を簡単に取り外せる点も強調。

画面サイズは2種類、カスタマイズも細かくできる。

Fordの電気自動車との連携機能を紹介

スポーツ路線ももちろん追求していく

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