少ない資源で炊けるジップ袋ごはん
キャッチボール、ノックが終わると、夜ごはんづくり。キャンプというと飯ごうを使い、たき火でごはんを炊くことをイメージする人も多いだろうが、先にも書いたように、今回は防災を意識している。なので、飯ごうや炊飯器がなくてもごはんが炊ける「ジップ袋ごはん」に挑戦。
作り方は簡単で、ジップロックにお米・水を入れて空気を抜いて封をし、お湯の中に入れて20分待てば炊きあがるという。
スタジアムの外に機材を用意
今回こうした機材を用意したのは、キャンプやBBQの管理・運営を手掛けているHEROという会社。テントの立て方やごはんの炊き方もHEROのスタッフが説明していた
ジップロックに名前を書き
お米を投入
水を入れて封をする
作業中もお父さんはパシャリ
沸騰したお湯に入れて20分待つ。ジップロックに入れる水は綺麗なものがいいが、炊くためのお湯は汚くてもOKだという。実際このとき使用したのは飲むのに適していない水を沸騰させていた
20分経つとジップロックの中の水は見事になくなっていた
蒸らすために封を開ける
炊けたごはんをうれしそうに持っていく子どもたち
ごはんが炊きあがるのを待っている間に、翌日の朝ごはんの仕込みもする。朝ごはんは1分で茹であがるパスタを作るらしい。
一家族分のパスタをジップロックに入れる
ジップロックの中に水を入れる。水の量はパスタ全体が浸かるくらい
これで一晩置いておくと、パスタが水を含み、茹で時間が短くても食べられるそうだ
タブレットを見ながらパスタの仕込みをする子も
球場でグラウンドを眺めながらBBQ
ごはんが炊けたらお待ちかねの夜ごはんタイム。球場の外野席でBBQという、野球ファン歓喜といえる時間になった。
外野席の最上段にセットを用意。機材はHERO、食材はJAから提供されたもの
こちらのお嬢さんたちは笑顔で塩、コショウを振る
お肉が焼ける間、やっぱりグラウンドや友達をパシャリ
おもしろいスタッフはみんなで取り囲んでパシャリ
好きな席に座って夜ごはん
ジップロックの中に塩を振って、そのまま握ると手が汚れない。ちなみに炊けたごはんは多少固さが残っていたが、食べられるものになっていた。たしかに非常時に有効かもしれない
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