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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第136回

ARROWS NX、Xperia Z4、Galaxy S6、夏最強スマホのスタミナ比較

2015年08月10日 12時00分更新

文● 小林 誠 編集● ASCII.jp

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 ここまで夏モデルの最強クラスと言えるARROWS NX、Xperia Z4、Galaxy S6 edgeを比較してきたが、スタミナチェックが最後となる。動画の連続再生、カメラ、電子コミック、マップのナビを使うと、その電池消費はどれくらいか? さらに最強クラスらしい機能の数々も紹介する。

ARROWS NX

Xperia Z4

Galaxy S6 edge

Galaxy S6 edgeが2勝
バッテリー容量ではARROWS有利か!?

 比較している3機種はドコモのARROWS NX F-04G、au版のXperia Z4、ソフトバンク版のGalaxy S6 edge。最初のスペック&料金(関連記事)ではバランス重視でXperiaの勝ち、続くスピードチェック(関連記事)、カメラチェック(関連記事)ではGalaxyが連勝した。ARROWS NXも文字入力のような要所で良好な結果を出しており、けっして劣っている印象は無い。

 まずはその高いスペックをおさらいすると以下のとおりとなる。

  ドコモ
「ARROWS NX
F-04G」
au
「Xperia Z4
SOV31」
ソフトバンク
「Galaxy S6
edge」
メーカー 富士通 ソニーモバイル サムスン電子
本体サイズ 約70×146×8.8mm 約72×146×6.9mm 約70×142×7mm
重量 約155g 約144g 約132g
画面サイズ 5.2型 5.2型 5.1型
画面解像度 1440×2560ドット 1080×1920ドット 1440×2560ドット
OS Android 5.0.2 Android 5.0.2 Android 5.0.2
CPU オクタコア
2GHz+1.5GHz
オクタコア
2GHz+1.5GHz
オクタコア
2.1GHz+1.5GHz
ROM/RAM 32GB/3GB 32GB/3GB 32/64GB/3GB
メモリーカード microSDXC(128GB) microSDXC(128GB) ×
下り最大通信速度 225Mbps 225Mbps 187.5Mbps
4G対応周波数 2GHz/1.7GHz
/1.5GHz/800MHz
/700GHz
2.5GHz(WiMAX 2+)
/2GHz/800MHz
/700GHz
2.5GHz(AXGP)
/2GHz/1.7GHz
/900MHz
キャリアアグリゲーション
VoLTE
連続通話時間 1200分 1280分 1470分(3G)
無線LAN IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
テザリング
カメラ画素数 2150万画素 2070万画素 1610万画素
インカメラ 240万画素 510万画素 500万画素
防水/防塵 IPX5/
IPX8/IP6X
IPX5/
IPX8/IP6X
×/×
ワンセグ連続視聴 7時間10分 9時間 8時間20分
フルセグ連続視聴 4時間40分 6時間40分 5時間10分
FeliCa
赤外線通信 × ×
NFC
Bluetooth 4.1 4.1 4.1
MHL(HDMI) ×
Miracast
SIM形状 nanoSIM nanoSIM nanoSIM
バッテリー容量 3120mAh 2930mAh 2600mAh
Qi × ×
カラバリ Iris Green、Black、White ホワイト、ブラック、カッパー、アクアグリーン ゴールド、ブラック、グリーン、ホワイト

 今回はスタミナチェックだが、3機種のなかでバッテリー容量が一番大きいのはARROWS NXの3150mAh。画面サイズはすべて5型以上と大きめだが、バッテリー容量が2600mAhと小さいGalaxy S6 edgeは、画面サイズも0.1型だけ小さい(ただし画面解像度はWQHD)。このあたりの差がどう影響するのか、気になるところだ。

YouTubeの2時間再生テストで
Galaxy S6 edgeが圧勝

 最初に行なったのがYouTubeの2時間連続再生テスト。同時に同じ動画を2時間再生し続け、そのバッテリー消費の経過をチェックする。消費経過はアプリの「Battery Mix」を使用して記録した。

 スマホ側の設定は、ほぼ初期設定のままだが、筆者宅Wi-Fiに接続し、同じGmailアカウントで同期、画面の明るさは自動調整、GPSは有効、Bluetoothは無効としている。

  ARROWS NX Xperia Z4 Galaxy S6 edge
2時間視聴後の
バッテリー残量
68% 64% 79%

 動画の再生に関してはGalaxy S6 edgeの電池持ちが非常に良く、他の2機種と比べ、残量が10%以上も多い79%となっている。しかもGalaxy S6 edgeの場合、画面も明るく見えるのでなおさらスゴいのだ。有機ELによる有利さもあったかもしれない。

画面の明るさはデフォルト設定を利用している。有機ELを採用しているGalaxy S6 edgeが一番明るく表示されていた

 一方、ARROWS NXはかなり離され残量68%で2位。また画面は一番暗い。ただしドコモのホーム画面であるdocomo LIVE UXを適用し、マチキャラもONになっているなど、初期状態そのままの不利さがあったかもしれない。Xperia Z4も画面は暗めだが、ARROWS NXよりはやや明るい。しかしバッテリー残量は64%。動画の連続再生は3機種中では苦手のようだ。

 最強クラスのスマホと考えると、Galaxy S6 edge以外は期待したほどではなかったが、画面の大きさを考えればこんなものかという印象でもある。

カメラ、Kindle、マップの連続使用
今度はARROWSが常にリード!

 もうひとつのバッテリーテストは複数の機能を連続で使い、バッテリーの消費経過を見る。ここでも「Battery Mix」で確認する。

 最初にカメラで静止画50枚を撮影し、続いて10分間の動画を撮影。さらにWi-FiでKindleをインストールし、1冊の電子コミックをダウンロードして読み終える。さらにそのままGoogleマップを起動して外出。30分間ナビを使い移動する。

  ARROWS NX Xperia Z4 Galaxy S6 edge
カメラ撮影後 96% 94% 94%
電子書籍1冊 90% 87% 87%
マップGPS30分 79% 75% 73%

 結果を見ると、常にARROWS NXがリードし続けて勝利した。使っていて感じたのが「発熱が抑えられている」点だ。他の2機種はカメラの撮影を終えた時点でかなり熱くなっていたが、ARROWSは温かくはなるものの“熱い”と表現するほではない。常に小さい差ではあるが、使い比べると数字以上に印象がよい。

 逆に熱で厳しかったのがGalaxy S6 edge。金属の材質やエッジ部分が尖っているからだろうか、マップのテストを終える頃には持つのが躊躇われるほど熱くなった。Xperia Z4も同じく金属、薄さが影響しているのか、かなり熱い。

 夏場のテストということもあって、スマホの温度も上がりやすかったのだろうが、高性能が裏目に出ているのかもと思ったシーンだ。

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