ニフティは8月5日、定期的なジョブを実行するのに必要なタイマー機能を提供するクラウドサービス「ニフティクラウド タイマー」の提供を開始した。ニフティクラウドのサーバー操作を定期実行(自動化)できるため、運用負荷とコストを削減できるという。
ニフティクラウド タイマーの特長として、(1)専用のGUIから容易にジョブや日時の登録が可能、(2)APIベースでの登録も可能、(3)fluentd連携などの多彩な連携機能、(4)月額2000円(税別)の安価な料金設定――の4点を挙げる。
定期実行可能な操作は、「起動中サーバーの停止/再起動」「停止中サーバーの起動/起動時スペック変更」「サーバーの削除」「サーバーのワンデイスナップショット作成」「サーバーのカスタマイズイメージ作成」。
分・時・日・月・曜日による指定が可能で、最大30個までのタイマーを作成できる。実行履歴、メール通知といった機能も備える。
利用シーンとして、「毎日8時~18時までサーバーを動かし、残りの時間は停止しておきたい」「月1回イメージ機能を使ってサーバーをバックアップしたい」といったニフティクラウドサーバーのコントロールのほか、「5分おきのサービス監視処理」「毎日4時にログのバックアップ」といったバッチ処理の定期実行などを紹介。
ただし、「SLA対象外で、指定時間のジョブの実行を保証するものではない」などの注意事項もいくつか提示されている。
