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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第66回

招待なしで使えるようになった「Inbox by Gmail」を徹底解説

2015年07月22日 13時10分更新

文● 柳谷智宣

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メールの処理を先送りできる「スヌーズ」機能

 「Inbox」では、メールの処理を先送りできる「スヌーズ」が利用できる。メールを右にスライドすることで「スヌーズ」が開くので、タイミングを選択する。すると、一度メールが非表示なり、指定のタイミングで未読に戻り、再表示されるようになる。メールはすべて処理して溜めないという運用方法に向いている機能だ。メールボックスは常に空っぽにし、届いたメールは即レスポンス。時間がかかりそうなら、「スヌーズ」機能で先送りするというわけだ。

 このスヌーズのタイミングは、自由に選べる。「少し後で」は朝昼晩の8時/13時/18時に再通知、明日は翌日の朝、来週は翌週月曜日の朝に再通知される。この区切りは、アカウントの設定画面から変更することが可能。日時を直接指定することもできる。また、場所をトリガーにする機能も用意されている。自宅やオフィスについたら再通知してくれるようにできるのだ。

メールを左にスライドするとスヌーズ期間を選ぶポップアップが出る

左上のメニューアイコンをタップし、「スヌーズ」を選ぶ

「スヌーズ」で設定し、非表示になったメールを確認できる

「日付と時間を選択」を選ぶと、再通知タイミングを任意に指定できる

「場所を選択」を選ぶと、GPS機能を利用して再通知が可能。初回起動時には位置情報の利用を許可する

確認画面が出るので「利用する」をタップする

場所を指定する。自宅や職場を登録することも可能

これで、指定の場所についたら再表示される

「設定」の「スヌーズ設定」で、朝昼晩の区切りの時間を指定できる

メールアプリでTODOも管理する「リマインダー」

 処理しなければならないTODOを「Inbox」に登録し、管理することもできる。この「リマインダー」に登録した項目は、受信トレイの一番上に表示されるので、忘れてしまうことがない。「スヌーズ」機能を利用して、任意のタイミングで表示させることもできる。なお、この「リマインダー」は「Inbox」独自の機能なので、Gmailには反映されない。

「+」アイコンから「リマインダー」を選択する。初回起動時はこのような紹介画面が表示される

TODOを入力する

受信トレイの一番上に、リマインダーが表示される

リマインダーを開き、時計アイコンをタップするとスヌーズ期間を選択できる

次ページでは、「似たようなメールをまとめる「カテゴリ」機能

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