このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

システム要件は? メーカーサポートは?

Windows 10無料アップグレードは本当に大丈夫? 10の疑問を解決!

2015年07月09日 10時00分更新

文● 松野/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
 

 いよいよリリースまで1ヵ月を切った、マイクロソフトの次期OS「Windows 10」。Windows 7およびWindows 8.1からは無料でアップグレード可能となっており、すでに対象のPCには、デスクトップ画面右下のインジケーターに「Windows 10を入手する」という予約ボタンが表示されていることだろう。

 大きな話題になっているWindows 10アップグレードだが、「本当にうちのPCでアップグレードできるの?」と不安な人もいるかもしれない。そんな人のために、この記事では無料アップグレードに関するさまざまな疑問にQ&A形式で答えていく。

Q1.そもそもWindows 10の無料アップグレードって何?
A.Windows 7/8.1のPCを無料でWindows 10に更新できる!

Windwos 10の無料アップグレード予約画面

 2015年1月にアメリカで開催されたイベント「Windows 10: The Next Chapter」で、マイクロソフトの次期OS「Windows 10」は、従来のOSであるWindows 7およびWindows 8.1からの1年間無料アップグレードが可能となることが発表された。すでに購入済みのPCでも無料で最新のOSが使えるようになるという、多くのユーザーにとってはメリットの大きい話だ。

 マイクロソフトとしては大きなチャレンジに踏み切った格好だが、Windowsストアのユーザーを一気に拡大させ、大きな市場を作り出そうという意図があると思われる。長期的にはAppleのようなエコシステムを形成し、OSの収益をカバーする見込みだろう。

Q2.提供期間とかあるの?
A.7月29日から1年間、無料アップグレードできる

 Windows 7および8.1のユーザーは、Windows 10のリリース日である7月29日から1年間は無料でアップグレードが可能となる。7月29日までに必ず予約をしている必要はないため、今のところ興味がないという人は、様子を見ながら検討するのが無難かもしれない。

Q3.導入のために必要なスペックは?
A.CPUクロックが1GHz以上、メモリー容量は64bit版では2GB

システム要件はWindows 7とほぼ変わらず。ただし、CPUがOSの機能に対応しない場合が考えられるので、そこは注意

 Windows 10の最低システム要件は、CPUクロックが1GHz以上、メモリー容量は32bit版では1GB、64bit版では2GB。ストレージの空き容量は32bit版では16GB、64bit版では20GB必要だ。ディスプレーは8型以上(解像度1024×600ドット)をサポート。また、無料アップグレードには3GB程度のストレージ空き容量が必要になる。

 なお、Windows 8から移行したい場合は、まずWindows 8.1にアップグレードする必要がある。

(次ページ、性能不足のPCで予約してしまったらどうなる?

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン