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攻殻っぽい研究の独自取材やコンテスト、ハッカソンなど、4つの事業を展開

攻殻の世界を実現!? 「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」とは

2015年06月13日 20時24分更新

文● 八尋/ASCII.jp

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 プロジェクト・関連事業では、実際に攻殻機動隊の世界に関連する2つの事業を展開。説明会では、フォトグラメトリースタジオ「Avatta」が展開する「3D Photogrammetry feat. Motoko Kusanagi」と、ライブ・アースが展開する「LiVEARTH」について説明があった。

 3D Photogrammetry feat. Motoko Kusanagiは、84台の一眼レフでいろんな角度から撮影し、そこから得た2次元画像を解析して3Dデータを起こしていく先端技術を使って、草薙素子の3Dフォトグラメトリーを作成するというもの。草薙素子のモデルには、うしじまいい肉さんと有馬 綾香さんを起用している。

写真家で「3D Photogrammetry feat. Motoko Kusanagi」を手掛けるフォトグラメトリースタジオ「Avatta」運営・監修を務める桐島 ローランド氏が登壇

Avattaでは、人物を84台の一眼レフで撮影し、3Dモデルを作成しているとのこと

3Dフォトグラメトリー化してしまえば、ポーズの変更や着替えも可能

草薙素子のモデルには、うしじまいい肉さんと有馬 綾香さんを起用

有馬 綾香さんが草薙素子のコスプレで登場。3Dモデルと同じポーズも披露

説明会会場に実際に3Dモデルが展示してあった

 LiVEARTHは、世界の産業用ロボットの取引額をウェブの地球儀上に可視化する技術で、モニターでは2013年の産業ロボットの取引額や輸出額が確認できる。また、この技術を使用して、世界の攻殻機動隊の世界観に近いニュースを集めたりすることも可能だという。

LiVEARTHを手掛けるライブ・アースの代表取締役社長の庄司 真史氏が登壇し、攻殻係数やLiVEARTHについて説明

2013年の産業ロボットの取引額や輸出額を地球儀上に可視化した「LiVEARTH」

LiVEARTHも展示してあった

 発表会では、NTTドコモ・ベンチャーズ取締役副社長の秋元 信行氏も登壇。「初めて攻殻機動隊という作品を見たのは10年くらい前でした。その時から頭を離れなかったのが、攻殻機動隊こそ未来のビジョンなのではないかということでした。ウェアラブル端末やAIなどの進化形が、攻殻機動隊の世界に繋がっているのではないでしょうか。攻殻機動隊 REALIZE PROJECTは、日本を代表するテクノロジーのロードマップだと思っています。今後、真剣にリアルにしていこうというプロジェクトなので、本気で盛り上げていきたいと思っています」とコメントした。

NTTドコモ・ベンチャーズ取締役副社長の秋元 信行氏も登壇

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