ここが変わったWindows 10 第50回
細かく進化するスタートメニュー、最新ビルド10130版を紹介
Windows 10、「スタートメニュー」の徹底使いこなし術
2015年06月10日 09時00分更新
システムアイコンを表示できるようになった
スタートメニューの一覧メニューにはユーザー名と電源ボタン、「すべてのアプリ」しか用意されていない。設定やドキュメントフォルダーにアクセスするには、「すべてのアプリ」から探したり、エクスプローラーを起動してから開く必要があった。
しかし、最新ビルドでは、「一覧のカスタマイズ」という設定項目を利用できる様になり、「エクスプローラー」や「設定」「ドキュメント」「ネットワーク」「個人用フォルダー」などをスタートメニューの下に表示できるようになった。すべてを表示すると、通常のメニューを表示するエリアが小さくなってしまうので、よく使う項目に絞って表示するといいだろう。
「設定」の「パーソナル設定」から「スタート」→「一覧のカスタマイズ」→「一覧のカスタマイズ」をクリックし、有効にしたい項目をオンにする
スタートメニューに「エクスプローラー」「設定」「ドキュメント」が表示されているのがわかる
細かい使い勝手が改良され、スタートメニューに関しては動作が完成に近づいているように感じた。ただ、日本語の「漢字」カテゴリーの扱いも含めて、大量のアプリをインストールした時に、目当てのアプリを探す手間がかかるのが気になる。
ユーザーは、タイルアプリをうまく活用する必要がありそうだ。100回起動したアプリはタイルに追加されるとか、一定期間一度も起動しなかったタイルは一番下に移動するなど、スタートメニューのタイル画面を効率的に運用できる機能があると便利なのだが。
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