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HDDやSSD、オンラインストレージを安全に活用するテクニック! 第1回

HDDが熱すぎるはヤバい!? データが壊れる前にすべきこと

2015年06月11日 12時00分更新

文● 二瓶 朗

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 PCになくてはならないデバイスといえば、ストレージである。ASCII.jp読者であれば、HDDやSSD、オンラインストレージなど、さまざまなストレージを活用していると思う。本特集では、そんなストレージに関してのトラブルを防ぐ方法を紹介していく。

 特に、あと1ヵ月もすれば夏がやってくる。夏になって注意したいのがHDDだ。夏場はHDDが故障しやすい、という修理業者などの話をよく耳にする。今回はHDDに異常を感じたとき、何をするべきかをまとめてみた。

熱はキケン信号!? HDDがヤバい状態の温度とは?

HDDメーカーによる製品のデータシート。HDDが正常に動作する温度が明記されている。多くは最大60度のようだ

HDDメーカーによる製品のデータシート。HDDが正常に動作する温度が明記されている。多くは最大60度のようだ

 HDDは温度が高いと故障しやすくなる、というのは耳にしたことがあると思う。ではどのぐらいの温度だとキケンなのだろうか?

 一般的には、HDDの稼働時の温度が50度を超えると徐々に故障率が上がり、60度以上になると、いつ故障してもおかしくない危険水域となる。

 もちろん、60度を超えたからといって即故障というわけではないが、HDDの動作環境はHDDメーカーもデータシートなどで明示していることなので、動作温度が高くないに越したことはない。

なんか熱いと感じたら……HDDの温度を調べる!

 HDDの温度はどうやって調べるか? ツールはいくつかあるが、ポピュラーなフリーソフトとして「CrystalDiskInfo」(入手先)がある。

 インストールすると内蔵HDDのS.M.A.R.T.情報(詳しくは後述)の一覧と共に、HDDの温度を表示する。温度を確認するのがメインであれば十分といえるツールだ。

内蔵HDDの温度とともに「健康状態」が明確に表示される「CrystalDiskInfo」。健康状態は、温度とS.M.A.R.T.の値から分析される

内蔵HDDの温度とともに「健康状態」が明確に表示される「CrystalDiskInfo」。健康状態は、温度とS.M.A.R.T.の値から分析される

 確認の結果、HDDの温度が高すぎる場合はどうしたらいいだろう? デスクトップPCならファンにホコリが溜まって吸気/排気を妨げていないかなど、筐体のエアフローを確認する。

 ノートPCの場合は、筐体内部のエアフローをどうこうするのは難しい。ノートPC底面に設置できる冷却スタンド的な製品を使うのも効果的だが、ノートPCの底面が作業する机などに密着しすぎないように、何かで持ち上げて隙間を作るだけでもある冷却程度の効果が期待できる。

 そしてなにより、PCを使う部屋の温度を下げることが重要。室内温度が下がるだけでPCの内部温度、ひいてはHDDの温度を下げるのに効果大だ。

エレコムのUSB 3.0ハブ付きノートPCクーラー「SX-CL24LBK」。ノートPCを載せることで冷却効果を得られる

エレコムのUSB 3.0ハブ付きノートPCクーラー「SX-CL24LBK」(実売価格1万円前後)。ノートPCを載せることで冷却効果を得られる

 ただし、そもそもHDDからかなりの熱が発せられている場合は、いつ壊れてもいいように、常にバックアップを心掛けておくべきだろう。

次ページへ続く、「S.M.A.R.T.を活用すればHDDの壊れる時期を予測できる?

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