このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

COMPUTEX TAIPEI 2015レポート 第31回

COMPUTEX 2015で見つけたイカすパーツとヘンなもの

2015年06月09日 17時00分更新

文● 北村/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

COMPUTEX TAIPEI 2015の取材を終えて

 今年のトレンドは、なんといってもUSB3.1 Type-Cだ。対応ケースに対応マザー、そして対応SSDに変換コネクターと、どこにいってもType-C対応をウリにしていたのが印象的だ。

Skylake対応マザーを発見し興奮するジサトラ キタムラ。USB3.1 Type-CにThunderbolt 3、SFF-8639コネクターと、今までにない機能が目白押し!

 それとNUCサイズの小型PCだ。各社目立つところに小型PCを展示しており、説明にも熱がこもっていた。

大手メーカーがこぞって小型PCを発表。NUCブーム到来か?

 自作PCパーツの新製品を見てみると、多く見かけたのが水冷システムと、水冷システムを内蔵できるPCケース。そしてPCI ExpressタイプのSSDだ。

SilverStoneの人気ケース「RAVEN」の新作。これは欲しい!

 だが、今年のCOMUTEXを取材して感じたのは、自作PCパーツを展示するブースが減ったこと。代わりに増えたのが、スマホやタブレット関連の周辺機器と、POSレジやバーコードリーダーなどの工業用製品。展示物を見ていて時代の波を感じてしまった。

大は小を兼ねるとは言うけど、これはデカすぎね?

 とはいえ自作業界に元気がないわけではない。数年前までは、とにかく安価な製品を大量に展示していたようなメーカーが、ここ数年でハイエンド志向にシフトしている。その代表格がIn Winだ。毎年奇抜なPCケースで来場者の目を釘付けにしているうえ、しっかりとその製品を販売までこぎつけている。

In Win製PCケースの電動ギミックに大興奮! これぞ自作の醍醐味!

 業界の規模が縮小しても、マニア層のハートをがっちり掴もうと、ユーザーの視点に立ったモノづくりに注力するメーカーの開発担当者の熱い心に心をうたれた。

Lian Liの開発担当者は大のジサトラ好き。「今年もトラが来るのをずっと待ってたんだよ!」とうれしい言葉をもらった

 来年も自作マニアが飛びつくような製品の登場を期待しつつ、今年のCMPUTEXの取材を終えることにする。

来年も取材するって約束するから、やめて撃たないで!

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中