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ここが変わったWindows 10 第39回

Siriにはない、学習機能搭載

Windows 10は会話型アシスタント「Cortana」を搭載

2015年05月17日 12時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII.jp

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「ヘイ、コルタナ」で起動するようにする

 コルタナを利用する時に、いちいちマイクアイコンをクリックするのが面倒なら、音声で起動することもできる。コルタナの設定画面を開き、「Let Cortana respond when you say “Hey Cortana.”」をオンにする。ポインタを操作せずにコルタナを起動し、そのまま音声で指示を出せるのは便利だ。

 ユーザーの声を学習させて、自分の声にしか反応しないようにすることもできる。6つのフレーズを話す必要があるのだが、文章なので英語を話し慣れていないと手間取るかもしれない。これは、英語版の話なので、製品版では日本語で対応できるようになっているはずだ。


コルタナの左下にある歯車アイコンで設定を開き、音声起動をオンにする


「ヘイコルタナ」と言うと、コルタナが起動する。起動メッセージは複数用意されている


「learn my voice」では、ユーザーの音声を学習させることができる。6つのフレーズをしゃべるので、静かなところで作業しよう


 コルタナがPCで使えるようになるのはもちろん嬉しいところ。とは言え、スマートフォンと違ってPC操作時に話すとなるとそこそこ大きな声が必要なので、周囲に人がいるオフィスや外出先では使いにくいかもしれない。Skypeなどを使いまくるためにヘッドセットをつけっぱなしにしている人や、筆者のように一人で作業しているなら、気兼ねせずに便利に利用できる。

 次は、なるべく早く日本語に対応していただきたいところ。その場合、日本語版の声優が誰になるのかは気になるところ。Haloのコルタナの吹き替えを担当していた小池亜希子さんだと痺れるのだが。


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