2015年2月16日に新「VAIO Z」(VJZ13A1)が発表された。今回の発表に関して、Macとデジタルカメラに詳しいフリーライターの荻窪圭氏にコメントをいただいたのでご紹介する。
やばいじゃん。使ってみたいかも
わたしにコメントを求めるってことは写真を扱うMacユーザーからの意見を聞きたいのだろうな、ということにして、改めて見てみると、これ、MacBook Airの大きさ・重さで、MacBook ProのRetinaディスプレイを搭載した上にペンでも使えるマシンじゃん、と。
やばいじゃん。このモニタなら安心して写真を扱えそうだし、モニタをフリップしてペンを取り出せばディテールの細かなレタッチもできるし、これにLightroomとPhotoshopを入れれば外ででも家でソファに座ってでも写真いじれるじゃん。写真つっこんでプレゼンに使えるじゃん。
いいプロダクトって「こういう人がこう使ったら力を発揮しそう」が見えてくる、あるいは作り手のメッセージが感じられるものであって、それがないと買う気にならないのだけど、VAIO Zにはそれがありそうだなあと。薄くて高性能なだけじゃない何かがある感じ。
だからといって自分で買うかといわれると微妙ではあるんだが(その手の作業はMacにやらせてるので)、使ってみたいかも。
荻窪 圭(おぎくぼ けい)
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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