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搭載のGTX 970MはデスクトップPC級の性能

25mmの薄さで4K対応、ユニットコム「15X8140-i7-QTEB」で迫力のゲーム体験

2014年12月26日 11時00分更新

文● 高橋量

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ゲームの快適さを考慮したキーボード

 キーボードはテンキー付きの107キー構成で、キーピッチは実測で約19mmだった。配列については標準的で、違和感なく入力することができた。キーの表面はマットな仕上げで、サラサラとした感触が心地よい。

 キーストロークは実測で約1.8mm前後と、薄型ノートとしてはかなり深めに感じる。これだけのストロークが確保されていれば、キーを押したことをしっかり感じられるはずだ。タッチパッドのボタンについてもかなり深めのストロークが用意されており、ゲームプレー時の誤操作を避ける意図が伺える。

キーピッチは約19mmで、キーストロークは1.8mm前後

 「15X8140-i7-QTEB」はゲーミングノートということもあって、「WASD」キーに移動方向を表わす記号がプリントされていた。ゲームでは複数のキーを同時押しする機会が多いため、キーボードの性能も重要になってくる。そこでマイクロソフトの「Keyboard Ghosting Demonstration」を使ってキーの同時押し認識数を調べてみたところ、場所によって5~6個とまちまちな結果が出た。場所によっては10個以上認識されることもあり、ツールが不安定なのかもしれない。だが5~6個以上認識されるのであれば、標準的なプレーには問題ないだろう。

「Keyboard Ghosting Demonstration」によるキーの同時押し数検証結果。平均としては5個程度だが、場所によっては10個以上認識されることもある

 また付属ユーティリティーの「Control Center」からWindowsキーを無効にしたり、キーマクロを設定したりできる。ゲームに応じてあらかじめ設定しておくことで、一連の作業を簡略化できるはずだ。

Windowsキーの無効化やキーマクロを設定できる「Control Center」

 インターフェースとしては、USB 3.0端子×3(うち1基はeSATA端子兼用)、HDMI端子、miniDisplayPort端子×2、メモリーカードスロット(SD/SDHC/SDXC/メモリースティック対応)が用意されている。映像出力端子は、最大3画面の同時表示が可能だ。通信機能としては、無線LAN(IEEE802.11b/g/n/ac)と有線LAN(1000BASE-T)に、Bluetooth 4.0+LEに対応している。ディスプレー上部に設置されているウェブカメラの有効画素数は約200万画素だ。

本体背面には電源コネクターとUSB 3.0端子(eSATA端子と兼用)が用意されている

左側面のインターフェース類は、HDMI端子、USB 3.0端子、miniDisplayPort端子×2の構成だ

右側面にはオーディオ端子類、SD/SDHC/SDXC/メモリースティック対応メモリーカードスロット、USB 3.0端子×2、有線LAN端子を配置

(次ページ「用途に応じてストレージやメモリーをカスタマイズ」へ続く)

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