ユニットコムの「15S7050-i5-NEB」は、オールアルミ素材のスタイリッシュかつスリムな外観が特徴の15.6型ノートPCだ。BTOで高性能なCPUや外付けGPUも選択でき、見た目と性能の両方にこだわる方にお勧めしたい製品に仕上がっている。
「15S7050-i5-NEB」の基本スペックは、CPUがCore i5-4210M（2.6GHz）で、グラフィックスとして「GeForce 840M（2GB）」を搭載する。BTOによるパーツのカスタマイズにも対応しているため、クアッドコアCPUやアクセス速度の高速なSSDを選択することで、より高性能なマシンに仕上げることもできる。今回は、CPUをCore i7-4712MQ（2.30GHz）に差し替えたカスタマイズモデルを使って、実際の使い勝手やマシンの性能について紹介しよう。
オールアルミのスタイリッシュなデザインを採用した15.6型ノート「15S7050-i5-NEB」
アルミ素材を使用した質感の高いボディ。ロゴやエンブレムがなく、非常にスタイリッシュな印象を受ける
オールアルミで質感の高い軽量＆薄型ボディ
前述の通り、「15S7050-i5-NEB」を目にしてまず驚くのが、スタイリッシュかつスリムな外観だろう。ボディ全体にはアルミ素材が使われ、質感は非常に高い。カラーは明るいシルバーだがギラギラした印象はなく、光沢を抑えた表面加工によって高級感は抜群だ。
天板や底面などボディの角となる部分はやや丸みを帯びている
天板部分はやや丸みを帯びているものの、パームレストや液晶ディスプレー周辺はエッジの立った作りで、全体的にシャープな印象を受ける。これが8万円台の15.6型ノートであることを考えると、相当なお得感がある。
パームレストはエッジの立ったシャープなデザイン
厚みは23.05mmで重量は約2.25kgと、15.6型ノートとしては軽量＆薄型である点も魅力だ。これは、放熱効果が高く質量の軽いアルミ素材ならではのメリット。実際に手にしてみるとやや重量はあるものの、Ultrabookのようなスリムさがある。
高さは最厚部で23.05mm。エッジにかけて徐々に薄くなっていくデザインを採用しているため、実際には数値以上にスリムな印象を受ける
フットプリント（接地面積）は約幅375×奥行き245mmだ。サイズ感としては、B4サイズ（幅364×奥行き257mm）と同等かやや小さい程度だと考えればいいだろう。
フットプリントは約幅375×奥行き245mm。底面部も非常にすっきりとしたデザインだ
「15S7050-i5-NEB」は薄型ボディを採用しているにも関わらず、高い強度と剛性を備えている。パームレストや天板を強めに押してもたわむことがなく、非常にしっかりした作りだと感じた。アルミ素材を利用した「15S7050-i5-NEB」なら、ハードな利用にも耐えうるに違いない。
（次ページ、「液晶ディスプレーとキーボードの使い勝手をチェック」に続く）
