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搭載のGTX 970MはデスクトップPC級の性能

25mmの薄さで4K対応、ユニットコム「15X8140-i7-QTEB」で迫力のゲーム体験

2014年12月26日 11時00分更新

文● 高橋量

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3840×2160ドットで4K対応の15.6型ディスプレーとGeForce GTX 970Mを搭載したユニットコムの「15X8140-i7-QTEB」

 「ノートで最新3Dゲームをストレスなくプレーしたい!」という人におすすめなのが、ユニットコムの「15X8140-i7-QTEB」だ。CPUはCore i7-4710HQ(2.5GHz)で、外付けGPUとしてGeForce GTX 970M(3GB)を搭載。ディスプレーには、解像度3840×2160ドットの4K IGZOパネルを採用している。フルHD(1920×1080ドット)よりも精細な画面で、迫力のあるプレーを楽しめるのだ。

ハイエンドCPU&GPU搭載なのにスリムなボディ

 「15X8140-i7-QTEB」の特徴は、4K(3840×2160ドット)対応のゲーミングノートという点だ。一般的に4K解像度でのゲームプレーには、かなり高めのグラフィックス性能が必要とされる。だが実際に「15X8140-i7-QTEB」で試してみると、意外にもサクサクと動いた。「15X8140-i7-QTEB」に搭載されているGeForce GTX 970Mはノート向けのハイエンドGPUで、デスクトップ向けGPU並みの性能を持っている。詳しくはベンチマーク結果を交えながら後述するが、ノートで4K解像度のゲームを本格的に楽しめる時代に突入したと考えていいだろう。

「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」3840×2160ドット最高画質時のスクリーンショット

 IGZOディスプレーの発色は上々で、視野角も広い。ゲームだけでなく、写真の加工や動画の編集にも威力を発揮するだろう。ちなみに4K解像度を試したあとにフルHD解像度の画面を見ると、かなりギザついた印象を受ける。

 もうひとつの特徴として、本体が非常にスリムな点が挙げられる。フットプリントは約幅385×奥行き271mmで、15.6型ノートの平均と同じかわずかに大きい程度。だが高さは25mmと、一般的な15.6型スタンダードノートよりも薄い。クアッドコアのCore i7-4710HQ(2.5GHz)とハイエンドGPUのGeForce GTX 970Mを搭載していることを考えれば、この薄さは驚きだ。

高さは25mm。15.6型のゲーミングノートとしてはかなり薄い。重量は約2.6kgだ

フットプリントは約幅385×奥行き271mmで、B4サイズ(幅364×奥行き257mm)よりもふた回り大きい印象だ。ボディはアルミ製で、天板とパームレストにはヘアライン加工が施されている。質感は非常に高い

 本体がこれだけ薄いと、排熱や動作音が気になるところだ。だが負荷の高いベンチマークをしている最中でも動作音が気になることはなく、熱もそれほど高くは感じない。冷却性能はかなり優秀だといえる。

底面部には吸排気用のスリットが複数用意されている。GPUとCPU向けのそれぞれ別のファンが用意されているため、効果的に排熱されているようだ

(次ページ「ゲームの快適さを考慮したキーボード」へ続く)

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