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「LIFEBOOK AH」シリーズ徹底比較! 第3回

Celeron搭載モデルが意外と良いかも

パワーと価格、どっちで選ぶ? 「LIFEBOOK AH」ベーシックモデルのオススメはコレだ (3/4)

2014年10月10日 12時00分更新

文● 高橋量

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「LIFEBOOK WA1/R」はCeleron搭載の最小構成モデルでも意外にサクサク

富士通WEB MART限定販売の「LIFEBOOK WA1/R」。本体カラーはシャイニーブラックのみ

 「LIFEBOOK WA1/R」は、「富士通 WEB MART」限定販売のカスタムメイドモデルだ。店頭モデル「LIFEBOOK AH53/R」をベースにしているため、本体デザインやインターフェースはまったく同じ。予算や用途に応じてパーツ構成をカスタマイズできる点が異なっている。

 カスタマイズできるのはCPUとメモリー、ストレージと光学式ドライブの4点。オフィスに関しては、Office Personal 2013かOffice Home and Business 2013、あるいはオフィスなしを選択できる。

 選択可能なCPUはCore i5-4210M(2.60GHz)とCore i3-4000M(2.40GHz)、Celeron 2950M(2.00GHz)の3種類。それぞれの性能の違いについては、下記の表をご覧いただきたい。簡単にまとめると、2コア4スレッドで動作するのはCore i5-4210MとCore i3-4000Mで、Celeron 2950Mは2コア2スレッド。ターボ・ブーストに対応しているのはCore i5-4210Mのみといったところだ。

「LIFEBOOK WA1/R」で選択可能なCPUの性能の違い
Core i5-4210MCore i3-4000MCeleron 2950M
コア数/スレッド数2/42/42/2
動作周波数2.6GHz2.4GHz2.0GHz
最大動作周波数3.2GHz--
キャッシュ3MB3MB2MB
内蔵GPU HD グラフィックス 4600インテル HD グラフィックス 4600インテル HD グラフィックス

試用機ではCeleron 2950M(2.0GHz)が搭載されていた

試用機では4GBのメモリーを搭載。特にソフトを起動していない状態で、メモリーの使用率は41%だった

 メモリーは4GBか8GBを選択できる。複数のソフトを同時に起動してマシンをバリバリ活用するのであれば、8GBの容量を選んでおきたいところ。ただし、用途がネットやメール中心であれば、4GBでも問題なく利用できる。

 ストレージについては、500GBか1TBのHDDを選択可能だ。動画や写真を保存しておくならストレージ容量は大きいほうがいいが、大事なファイルは外付けHDDに保存して内蔵ストレージの容量は少なく抑えるという運用方法もある。

試用機ではHGST製の500GB HDD「HTS545050A7E680」が使われていた

試用機のパーティション構成。CドライブとDドライブに221.69GBずつ割り当てられている

Cドライブの空き容量は199GB、Dドライブは221GBだった

 光学式ドライブとしてはDVDスーパーマルチドライブか、BDXL対応Blu-rayディスクドライブを選択できる。バックアップ用に使うのであればメディアの記録容量が大きいBlu-rayディスクドライブを、DVDを楽しんだりソフトのインストールに使うのであればDVDスーパーマルチドライブで十分だろう。

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(次ページ、「直販モデル「LIFEBOOK WA1/R」をベンチマーク」に続く)

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