「LIFEBOOK WA1/S」と「LIFEBOOK WU1/S」を徹底比較! 第3回
最新オフィス込みでも10万円未満!
新幹線でも快適に! 「LIFEBOOK UH WU1/S」は軽くて安いお勧めモバイル (1/2)
2015年01月09日 08時00分更新
富士通の「LIFEBOOK WU1/S」(LIFEBOOK UHシリーズ)は、コストパフォーマンスの高い13.3型モバイルノートだ。最小構成価格は8万円台からと手頃な上に、スリム&スタイリッシュで持ち運びにも適している。もちろんスペック的にも申し分なく、外出先での作業を快適にこなすことが可能だ。
今回はこの「LIFEBOOK WU1/S」について、ベンチマーク結果や実際の使用感などをレビューしよう。
使いやすさと携帯性を兼ね備えたモバイル向けノート
前々回の記事でも紹介したように、「LIFEBOOK WU1/S」は外出先に持ち歩くことを前提としたモバイルノートだ。据え置き用途中心の「LIFEBOOK WA1/S」に比べてマシンパワーはやや低いが、持ち運びやすさとバッテリー性能が優れている。もちろん据え置き用としてデスクに置いて使ってもいいのだが、見た目がスタイリッシュという点以外に大きなメリットはない。
モバイルノートとしては、より小さな10~12型のモデルもあるのをご存知だろう。だがPCとしての使い勝手を考えるなら、液晶ディスプレーが見やすくキーボードが使いやすい13.3型のほうが格段に上。使い勝手と携帯性のバランスに優れている点が、「LIFEBOOK WU1/S」を始めとする13.3型ノートの魅力なのだ。
新幹線での移動中も、もちろん使える
試用期間中に急用で北海道へ行くことになったのだが、試しに「LIFEBOOK WU1/S」を持ち込んでみたところ、電車のなかでも問題なく作業を進めることができた。アルミ素材の天板は剛性が高く、荷物の多いバックに入れても歪みやたわみが生じにくいのもポイントだ。重量については特別軽いわけではないが、キャリーバッグを持ち歩くようなちょっとした旅行ではまったく気にならなかった。
バッテリー駆動は8時間43分!
スタミナ面でも優れているのが、「LIFEBOOK WU1/S」の特徴だ。バッテリー駆動時間は、カタログ上で約7.3時間~約7.8時間(JEITA 2.0)となっている。だが十分なスタミナを謳うノートでも実際に使ってみると、カタログ上の公称値よりも短い時間でバッテリー切れとなることも多い。そこで実際の駆動時間を計測するため以下の条件でテストを行なったところ、開始から8時間43分でバッテリー切れとなり休止状態へ移行した。
バッテリー駆動時間テストの条件
- 電源プランを「省電力」に設定
- 無線LANとBluetoothをオンに設定
- ボリュームは50%に設定
- ディスプレーの明るさを40%に設定
- ディスプレーの輝度調整機能を無効化
- テストには「BBench」を使い、10秒ごとのキー入力と60秒ごとのWebアクセスを有効化
テストでは公称値よりも駆動時間が短くなることが多いのだが、「LIFEBOOK WU1/S」では公称値を大きく超える結果となった。無線LAN経由でネットにアクセスし続ける負荷の高いテストであることを考えれば、十分な結果だといえるだろう。これだけのスタミナであれば、丸一日は問題なく利用できるはずだ。
(次ページ、「カスタマイズでモバイル性能を強化」に続く)
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