濡らす程度じゃビクともしない! 頑丈すぎる戦場ノート 第1回
バランスがよく、安定感のある仕上がり
戦場仕様の超ゴツイノート「Dell Latitude 12 Rugged Extreme」は操作性もExtreme (2/2)
2014年10月30日 20時00分更新
抵抗膜式を採用するタッチ操作だがレスポンスはいい
入力面を見てみると、まずタッチパネルは静電容量方式ではなく抵抗膜式を採用している。これにより、画面が水に濡れていても誤タップは起きず、また手袋をしている場合でもタッチ操作が可能となっている。
また本体にはスタイラスを収納可能となっており、操作感は静電容量方式のタッチパネルとの違いは少ない。抵抗膜式は操作したことのある人であれば、レスポンスが遅いというイメージを持っているかもしれないが、Dell Latitude 12 Rugged Extremeの場合、レスポンスがよく逆に驚く人が多いと思われる。なおタッチパッド側も同様に抵抗膜式を採用する。個人的にはクリックボタンが独立している点に好感を持った。
キーボード面はアイソレーションタイプで、キーピッチ19mm。レビューを通して、多くのDell製ノートPCをタッチしてきたが、その中でもっとも打鍵しやすい仕上がりになっていた。好みというか用途シーンを重視したからか、タイプ音は生じにくく、静かな場所での操作にも適するなど、今後、他のノートPCへの採用も期待できるものだ。店頭で実際入力できることはまずなさそうなのが、残念なところだ。
Dell Latitude 12 Rugged ExtremeはExtremeの素養を見てきたが、分厚く重い点を除けば、最近のノートPCの中ではバランスがよく、とても安定感のある仕上がりになっている。もちろん、分厚くて重い理由は圧倒的な堅牢性からくるものだが、現場での運用からすると破損の可能性が低くなるため、それもスペックとして見ることができるだろう。さて、次回は雨の中で放置してみるなど、楽しい実証実験タイムになる。
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