高解像度ディスプレーだから
ウィンドウ枠を太くしたい!
Windows 8や8.1はフラットなデザインを採用しているためか、従来のバージョンにくらべてウィンドウ枠が太く見えることがある。
通常の方法では、ウィンドウの枠のサイズを変えることができないが、レジストリを変更することで、柔軟に変更することができる。
具体的には、レジストリの「PaddedBorderWidth」値を変更する。初期状態では「-60」という値が指定されているが、これより小さくすると細く、逆に大きくすると太くなっていく。
高解像度ディスプレーを利用しているときに太く表示させたり、逆に細く表示してシンプルに見せたりといったことが可能だ。
Windows 7のようにウィンドウ枠を透明にする
Windows Vista/7では、ウィンドウ枠を透明で描画するAero Glassでの表示がサポートされていたが、Windows 8以降はなくなっていた。
しかしながら、Aero Glass機能の元となるWindows Aero自体はサポートされているため、設定さえオンにできれば、Windows 8/8.1でも透明なウィンドウ枠を再現できる。
この設定をオンにするのは、フリーソフトの「Aero8Tuner」(http://winaero.com/download.php?view.30)を使うのが手っ取り早い。アプリをダウンロード後、[Force High Contrast Mode]をオンにすることで、Windows 7のような透明ウィンドウを見ることができる。
この表示には、ビデオカードがDirect X9以降および「Windows Display Driver Model(WDDM)」ドライバーに対応している必要がある。インテルHDグラフィックス搭載マシンなど、近年のPCであれば問題ない。
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