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T教授の「戦略的衝動買い」 第294回

待望のGoogle Watch「LG G Watch」を衝動買い!

2014年08月06日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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送られてきたG Watchを開封!
でも、使用までにちょっと時間が必要

小さくおしゃれなパッケージの「LG G Watch」。2万2900円という価格はスマートウォッチとしては比較的リーズナブルだ

小さくおしゃれなパッケージの「LG G Watch」。2万2900円という価格はスマートウォッチとしては比較的リーズナブルだ

パッケージを開いただけでは腕時計としての動作はしない

パッケージを開いただけでは腕時計としての動作はしない

G Watch本体と、USB/ACアダプター、USB充電ケーブル、充電クレードル、日本語クイックスタートガイドが入っている

G Watch本体と、USB/ACアダプター、USB充電ケーブル、充電クレードル、日本語クイックスタートガイドが入っている

 シンガポールから筆者宛てに発送されて来たG Watchは、七夕の日の夕方、我が家に到着した。消費税送料込みで2万2900円だった。白い小さなパッケージには、G Watch本体と、USB/ACアダプター、USB充電ケーブル、充電クレードル、日本語クイックスタートガイドが入っている。

簡便な充電クレードル方式の採用はバッテリーの持ちとも関係ありそうだ

簡便な充電クレードル方式の採用はバッテリーの持ちとも関係ありそうだ

言語の選択を行なうと日本語環境で導入作業を進めることができる

言語の選択を行なうと日本語環境で導入作業を進めることができる

 早速充電を開始するとG Watchが起動。使用言語などを選択していると、G Watchの画面上で、スマートフォンと連携するためにスマートフォン側にAndroid Wearアプリを導入するように促される。

続いて、スマホ側にG Watchと連携するためのAndroid Wearの導入を行なう

続いて、スマホ側にG Watchと連携するためのAndroid Wearの導入を行なう

Android WearはスマホでGoogle Playにアクセスしてインストールするだけ

Android WearはスマホでGoogle Playにアクセスしてインストールするだけ

Android 4.4以上のスマホとBluetooth接続して詳細な設定を行なえる

Android 4.4以上のスマホとBluetooth接続して詳細な設定を行なえる

 言われるまま筆者のメインスマホであるG FlexにAndroid Wearをインストールし、Bluetoothで両者をペアリングすると、今度は早速、G Watch内蔵ソフトのバージョンアップがはじまった。長いバージョンアップが終了した後、やっとスマホとG Watchの連携による快適環境を構築できるようになる。

 G Watch上でできることは、大きく分けて2つ。“お知らせ”と“腕時計に話しかけて何らかの動作をさせる”ことだ。

スマホ側でGoogle Nowを「オン」にすればさまざまな情報がG Watchに送られてくる

スマホ側でGoogle Nowを「オン」にすればさまざまな情報がG Watchに送られてくる

G Watch側のさまざまな動作設定はスマホ側で制御する

G Watch側のさまざまな動作設定はスマホ側で制御する

謎の「タクシーを呼ぶ」というのがあるが、細かいことは気にしない (^_^;)

謎の「タクシーを呼ぶ」という項目があるが、細かいことは気にしない (^_^;)

 すでに両方ともAndroidスマホならできる“Google Now”のおもてなしサービスとほぼ同じだ。Google Watchのコンセプトとは畑が違うソニーなどの既存のスマートウォッチと同じく、音声電話やメール、SNSの着信アラートなどもできる。

設定が終わると、G Watchはオーナーの入力した必要な要件や、現在の位置情報、メールやSNS、スケジュールや行動などを監視して、便利だと思われる情報をG Watch上に表示してくれる

設定が終わると、G Watchはオーナーの入力した必要な要件や、現在の位置情報、メールやSNS、スケジュールや行動などを監視して、便利だと思われる情報をG Watch上に表示してくれる

 そして、うれしいかうれしくないかは別にして、目的地までの時間や、ひいきの野球チームの勝敗経過、地元の天気や気温、万歩計の数字、宅配便の配送状況やオークションの入札状況など、Google Nowでできることは何でも腕時計でも教えてくれる。

 しかし、現在のところG Watchを楽しむには、Androidのバージョンが4.4以上で、Google Nowをオンにしておくことが条件となる。

 残念ながら、Androidのバージョンが4.4以上というのはユーザーの手元にあるすべてのAndroidスマホのまだまだ半分にも満たず、小さな腕時計状の液晶画面で“おもてなし情報”を見たいと思うユーザーは極めて少ないと想像せざるを得ない。

 筆者も含め、現在のG Watchのユーザーはごく限られた先鋭的、研究熱心な“人柱”すなわち、犠牲的精神の持ち主であるとも思われる。

(次ページに続く、「音声認識による文字変換でメールを作成」)

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