
オフィス&自宅の整理整頓には「ニュートラルボックス」と「スキットマン リビングサイズボックス」
毎年、クリスマスや大みそかが近づいた時期や、今までとは少し違う新しい仕事に関わった時、ある期間続いたプロジェクトが終った時など、気まぐれに、日々積もりに積もった資料などをまとめて整理したくなる。
TSUTAYAに引き取ってもらうにはまだまだ惜しい文庫本やCDコレクション。また、気が向くたびに買い増していった多数のUSBメモリーや、筆記具。捨てられずに持っている過去に購入したカメラレンズの外箱などなど、自室のあちこちには滅多に使わないけど捨ててしまえるほどには割り切れない、俗にいうガラクタに属するアイテムが溢れている。
年に2回ほどやる断捨離にも含められず、明確な猶予も決められないで、“当面要保管”というどっちつかずの中途半端アイテムだ。
今年もアッという間に師走近くになってしまい、この1年、あまり考えることもなく机の上に置きっぱなしのモノや、とりあえず引き出しの中に押し込んだもの、無造作に本棚の上に放り上げた物が気になる季節になってきた。
そんな“当面要保管アイテム”に最適な保管ボックスがキングジムの発売している「NeutralBOX」(ニュートラルボックス)だ。Sサイズ(幅15.5×奥行26×高さ13.5cm)から最大のXLサイズ(幅31×奥行40×高さ21cm)まで全部で4種類。
今回はニュートラルボックスと、同じコンセプトで使えそうな商品であるDVDサイズの「スキットマン リビングサイズボックス」の2つの商品をアマゾンで衝動買いしてしまった。
スマホを使って中身がわかる「ニュートラルボックス」
コンパクトな荷姿で配送されてきたニュートラルボックスは、折りたたみ式の宅急便用の段ボール箱のイメージだ。組み立ては至って簡単。最終的にはフタになるトレイ状の薄箱から、折り畳まれているニュートラルボックスの本体を取り出し組み立てる。
組み立てに要する時間は数秒以下だ。箱ができあがったら先ほどのトレイをフタにして完成だ。
今回、筆者は最大のXLサイズ以外のSサイズ、Mサイズ、Lサイズの3種類を購入した。各サイズにはベージュ、白、グレーの3色が用意されているので、目的に合わせてサイズ、カラーの組み合わせは12種類から選択することが可能だ。
さてこのニュートラルボックス、特徴は組み立て分解が秒速というメリットだけではない。よくある収納箱系のイメージで本体側面には内部に収納したアイテムのカテゴリーをチェックすべく「Book」「Cloth」「Document」「Food」「Other」とチェックボックスが用意されているが、その下にある「DIGITAL TAG」という3桁のタグボックスが、ニュートラルボックスが同社のSHOT NOTEと同じ「デジアナ文具シリーズ」と呼ばれるゆえんだ。
スマホを使っているユーザーなら誰もがニュートラルボックスを極めて便利に活用できる。ユーザーの準備は、AndroidユーザーならPlay Storeから(https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.kingjim.digitaltag)、iOSユーザならApp Storeから(https://itunes.apple.com/jp/app/dejitarutagu/id792580546?mt=8)「デジタルタグ」アプリをダウンロードして自分のスマホに導入するだけだ。
デジタルタグアプリでは、箱に書き込んだ任意の3桁の数字とスマホで撮影したニュートラルボックスの中身の写真を簡単に関連付けすることができるのだ。
ひとまず登録が済めば、ユーザーはいつでも箱の外側に書かれた3桁の番号をスマホで検索すれば、箱の中身が写真画像で見えるという便利さを享受できる。
実際の設定操作も極めて簡単だ。スマホに導入したデジタルタグアプリを起動し、自分の好きな任意の3桁の数字をダイヤルを回して決め、「OK」ボタンをタップする(今回、筆者は“500”を選択しOKボタンタップ)。この時、その番号が過去に使われていない場合は、即座に撮影モードになってカメラが起動する。
筆者は、捨てるに捨てられないカメラレンズの外箱などをテーブルの上に、レンズの種類などが分かるように並べて撮影した。
撮影が終わると、アプリの中で先程決めた500番の番号と撮影した写真が関連付けられるので、以降はデジタルタグアプリで500番を入力してOKボタンをタップすれば、瞬時に内容物であるカメラレンズの外箱の集合写真が表示される。
順序は最初でも最後でもいいが、実際のニュートラルボックスの外側に先ほどの3桁の数字である“500”を書き込んでおく。これで完璧だ。
(次ページに続く、「番号にはウェブサイトのURLも登録できるが……」)

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