レース序盤の追い上げから一転、悪夢が!
決勝日も快晴で気温も高く、これほどまでにレース日和なオートポリスも珍しい。
スタートドライバーを担当するのは片岡選手。ローリングスタートで#31 apr プリウスが突然ストップ。グリッドから動けなくなってしまう。このため順位があがり、さらにスタート後は1周目で12位までジャンプアップ、3周目には11位まで上がった。
しかし9周目にGT500同士の接触に巻き込まれ、左のリアホイールを破損、さらにタイヤもバーストしてしまう。これが最終コーナーだったらまだマシだったのだが、残念ながらアクシデントが起きた場所はコースの半分の位置。そのため、半周をタイヤ3本で走らねばならず、ピットインした時点で周回遅れになってしまった。これではやくも勝負権を喪失……。
ここからは、ポイント圏内になんとしても入るための戦いになった。最後尾にまで落ちてしまったミクZ4だが、コンスタントに47秒台で走る。気がつくと16位にまで上がっていた。そして31周目にピットイン。タイヤを交換しドライバーを谷口選手に交代してピットアウトする。アウトラップでは21位まで落ちたが、谷口選手のラップタイムも良く、どんどん順位を上げて18位になっていた。
だが、42周目に再びレースが動く。#30 IWASAKI apr GT-Rがブレーキトラブルで1コーナーでコースアウト。タイヤバリアとガードレースを突き抜けるほどの大クラッシュを起こし、さらにGT500のマシンから白煙があがり、コースサイドにストップ。セーフティーカーが投入された。しかし、前戦富士とは違って、今回は最悪のタイミングでセーフティーカーが入り、ギャップを詰めるどころか再び周回遅れになってしまった。さらに、クラッシュしたマシンの撤去に時間がかかったため、セーフティーカーランは7周ほど行なわれて、レースが再開したときには残り10周という状況で、ポイント圏内という最後の望みも絶たれてしまった。
そこからは、目の前を走る#7 Studie BMW Z4とのバトルが繰り広げられる。相手はルマン勝者の荒選手。しばらくガチンコ勝負が続いていたが、途中でミクZ4はGT500のマシンに接触されてしまい、大きく差が開いてしまった。八方ふさがりである。レース終盤に#9 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DRがスピンしたため順位がひとつ上がり、最終的に16位でゴールしたものの、なんとも消化不良なレースになってしまった。
ノーポイントという最悪の結果に終わってしまった第3戦 オートポリス。現在、40ポイントで、ポイントリーダー1位は変わらないが、最大のライバルである#11 GAINER DIXCEL SLSが今回も3位に入り、37ポイントと肉薄してきている。次戦、第4戦は仙台のスポーツランドSUGOで開催される。トップをひた走れるようにアツイ応援をしよう!
この連載の記事
-
第26回
ゲーム・ホビー
ついにBMWからチェンジ! ミクGT、2015年の参戦体制を発表! -
第25回
ゲーム・ホビー
初音ミクZ4がロボに変形する「GearTribe」予約は10日まで! -
第24回
ゲーム・ホビー
ミクZ4も表彰! 3年ぶりにJAF MS表彰式に潜入! -
第23回
ゲーム・ホビー
天使のミクさんがSUPER GTで2度目の女王戴冠! -
第21回
ゲーム・ホビー
ミクZ4、GT最終戦の予選で3位! てっぺん見えたか!? -
第20回
ゲーム・ホビー
微笑みの国タイでミクZ4は3位でグッドスマイル! -
第19回
ゲーム・ホビー
【写真アリ】GSR、福岡でレースクイーン撮影会を開催! -
第18回
ゲーム・ホビー
ミクZ4、鈴鹿でランキングトップに返り咲き! -
第17回
ゲーム・ホビー
BMWがミク型ロボに変身! ついにティーザー公開! -
第16回
ゲーム・ホビー
鈴鹿1000km予選! ミクZ4は苦しい17位! -
第16回
ゲーム・ホビー
レーシングミク仕様のサングラスでモテる! - この連載の一覧へ