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今度こそあの頂へ! ミクGTプロジェクト7年目の正直 第23回

天使のミクさんがSUPER GTで2度目の女王戴冠!

2014年11月26日 17時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 写真●鉄谷康博、加藤公丸

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練習走行から調子を崩すミクZ4

 11月15~16日にかけて、ツインリンクもてぎ(栃木県)にてSUPER GTの最終戦が開催された。2位以下に9ポイント差を付けて、初のポイントリーダーとして最終戦に挑むことになった「GOODSMILE RACING&TeamUKYO」とミクZ4。3位以上でチャンピオン確定、逆にライバルの11号車(ゲイナーSLS)と7号車(Studie Z4)は表彰台以上が必須と、ミクZ4にとってはかなり有利な状況だったのだが……。

 しかし、金曜日に行なわれた練習走行でいきなり暗雲が立ちこめる。なかなかタイムを出せずに、苦しい状態のまま予選日になってしまう。予選日朝の練習走行でも思うようにタイムを出せず、チームの雰囲気は悪くなる一方……。

 そんなとき、これまで試したことのなかったセッティング採用し、これが功を奏して予選1回目を「1'48.461」で片岡選手が3位でクリア、さらに予選2回目を谷口選手が「1'48.500」を記録して、3位で終えた。これにより決勝レースは3番手グリッドから挑むことになった。なお、ツインリンクもてぎを得意とするライバルの11号車は「1'47.796」というタイムで1位を獲得。明るい兆しも見えてきたが、決勝は苦しい戦いになることは間違いない。

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