ソニーヘッドフォンの大ヒットモデル
「MDR-1RMK2」
振動板の動作を最適化し、低域の過渡特性を改善する「ビートレスポンスコントロール」など、ヒットモデルの「MDR-1R」を継承した密閉型オーバーヘッドホン。
4Hz~80kHzという広い周波数特性は、ハイレゾ対応を名乗るスペックとして十分すぎるほど。低域の量感に優れ、定位もよく濃密な音空間を楽しめる。
コードは着脱式で3mが1本、1.2mが2本(うち1本はリモコン付き)付属する。密閉型で音漏れは少なく、ハウジング部をフラットに折りたためるスイーベル機構を採用することもあり、NW-ZX1とともに気兼ねなく外へ持ち出せる1台だ。
NW-ZX1との相性診断
型式:オーバーヘッド(密閉型)/ダイナミックドライバー
周波数特性:4Hz~80kHz
感度:105dB
インピーダンス:24Ω
ケーブル着脱:対応
実売価格:2万2000円前後
ダイナミック型とは思えない繊細さ
オーディオテクニカ「ATH-CKR10」
オーディオテクニカが4月25日に発売予定のカナル型イヤホン。2つのドライバーを向かい合わせに配置した世界初の「DUAL PHASE PUSH-PULL DRIVERS」を搭載する。
ドラムのブラシングが細やかな音まで再現されるように、高い解像感と音の輪郭の緻密さが印象的だ。低域はキレと制動に優れ、にわかにダイナミック型とは思えない繊細さと分離感のよさがある。ボーカルはサ行が“刺さる”ことなく、音場はワイドで定位も良好だ。
カナル型ということもあり、電車の中でもNW-ZX1とともに安心して楽しめる1台といえる。
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