“仕事はやっぱりPCで”の常識を覆すタブレット「Venue 11 Pro」 第1回
オフィス作業に特化した機能は要チェック
「Venue 11 Pro」はタブレット史上最強のスペック (3/3)
2014年03月18日 11時00分更新
オフィスでの活用に特化したポイント
「Venue 11 Pro」は法人色が強いこともあり、パネルもそれに準じている。
まずIPS方式のパネルを採用して、広い視野角を得ている点はここ最近のタブレットと同様だが、最低輝度は低く設定されており、蛍光灯4本の6人程度が入れる会議室内でも画面の確認がやや厳しくなるほど。そのため、やや薄く暗いなかでのプレゼン時の操作端末としても、「Venue 11 Pro」が邪魔な光源になる可能性は低い。加えて、miniHDMI端子を備えているため、プロジェクターやHDMI入力のあるモニターへの出力もできる。プレゼンや打ち合わせだけでなく、オフィスでは作業用のPCとしても運用できる点もチェックしておこう。
「Venue 11 Pro」を打ち合わせに投入したインプレッションでは、ステレオスピーカーが地味に効果的だった。映像ソースを見せるときに限るのだが、モノラルではないため迫力が出やすく、自宅でのエンタメ用としても良好。重量でモビリティは低くなっているが、割り切ってのタブレットならば十二分の使い勝手といえるだろう。
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