このページの本文へ

富士見iPhoneクラブ 第193回

フリックでどんどん計算する、一風変わったiPhone用計算機アプリ

2014年02月15日 16時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会(構成:じまP)

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

富士見iPhoneクラブのメンバーが、自分がお気に入りのiPhoneアプリを紹介する本連載。ゆるふわ&腹黒なメンバーが、毎回役立つ(?)アプリをピックアップしていくぞ。

画面に「+」も「−」もない、そんなちょっと変わった電卓アプリをご紹介

 実は地味に数が多い、計算機アプリ。もちろんiOS標準アプリとしても「電卓」があるが、特殊な用途に向いているもの、オシャレなデザインで魅了するものと、様々な種類がある。

 iPhoneクラブでも、付箋のように数値を貼り付けて管理する「FusionCalc2」(関連記事)、指で計算式を書くだけで、自動で答えを出す「MyScript Calculator」(関連記事)などを紹介してきた。

 今回紹介する「Flick+Calc」は、かなりの変わり種アプリ。「+」や「−」などのアイコンが存在せず、フリックを使って計算していくというものだ。

Flick+Calc App
価格200円 作者FlatbitStudio
バージョン1.0 ファイル容量1.3 MB
カテゴリーユーティリティ 評価(無し)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 6.1以降

 アプリを起動すると、一目瞭然。画面には、数字と小数点、「C」しかない。これでどうやって計算するのか……というと、数字アイコンをタップし、文字を入力するように、上下左右にフリックするのだ。

アプリを起動すると、数字と小数点、「C」しかない。一体どうやって計算すれば……

数字アイコンをタップすると、十字型にアイコンが現れる。これをフリックすることで選んでいくわけだ

 たとえば足し算をしたければ、数字をタップしてそのまま上にフリックすればいい。同じ理屈で、引き算なら下に、かけ算なら左、割り算なら右……といった具合だ。では「=」はどうするのか? というと、画面全体を引き下げるようにフリックする。とことん、フリック入力にこだわった計算機アプリなのだ。

例として「1+3」をやってみる。1をタップして上にフリックすると、「1+」と表示される。そこで3をタップする。例えば「35」と入力したいならここで5をタップすればいいわけだが、今回は1+3なのでこれでOK……で、「=」はどうすればいいのか

答えは「画面を引き下げる」。これにて計算完了となる

 「300×45」のような場合なら、まず「3→0→0」とタップし、最後の0で左にフリック。そして「4→5」とタップして、画面を引き下げるようにフリック、といった具合だ。慣れるまではちょっと戸惑うかもしれないが、ある程度使ってくると、フリックならではの素早い入力が心地よくなってくるかもしれない。

例えば「365」と入力して、さらに足し算がしたい場合は、3→6とタップし、5をタップして上にフリックすればOK。慣れてくると、細かい計算ならテンポよくできる

 計算のアンドゥ機能もあり、画面を引き上げるようにフリックすればOK。また、画面を左右にスワイプすることで、黒い外見と白い外見の2つを選べる。逆に言うと他に凝った機能はないので、シンプルに使いたい人向けのアプリといえるだろう

画面を引き上げると、アンドゥ機能

画面を左右にスワイプすると黒/白の見た目を選べる。iPhoneの色に合わせるとよいだろう


このアプリをオススメする覆面:じまPさん

 電卓に慣れている人にとっては、「ん?」と思ってしまうような動作で計算するこのアプリ。しかしフリック入力に慣れている人にしてみれば、意外と扱いやすいかもしれません。変わった操作方法は、話のタネにもなるかも。

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中