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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第72回

スタミナ自慢のAQUOS PHONE、最も長持ちなのはどれ?

2014年02月10日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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細かな便利機能は3機種同じ
設定の場所が違うくらい

 最後に便利な機能、設定といった小技を確認してみよう。とはいえ3機種ともほぼ同じ設定に見えたので、便利そうな機能が3機種それぞれに搭載されているのか比較してみることにした。

 その結果が以下の通り。

  ZETA SERIE Xx
グリップマジック ×
エコ技
ユースフィットモード
のぞき見ブロック
クイックランチャー
エア操作 ×
フルセグ録画
データ引継
セルフチェック
シークレット設定
電話帳アクセスモニター

 ZETAとSERIEはほとんど同じで違いは設定画面の場所が異なるだけ。たとえば本体を握る操作で各種機能が起動する「グリップマジック(グリップセンサー)」の設定は、ZETAでは「便利機能」という項目の中にあるが、SERIEでは独立して用意してある。AQUOS PHONE Xxはグリップマジックには非対応。

 周囲の環境に合わせて画質を自動調整する「ユースフィットモード」、プライバシーを守る「のぞき見ブロック(ベールビュー)」、ミニアプリを起動したり、アプリの起動履歴をチェックする「クイックランチャー」は3機種とも対応している。

画質を自動調整するユースフィットモードにペールビュー機能などを搭載

 エア操作は、「エアオペレーション」と「エアズーム」を有効にして、ブラウザーの画面で指を近付けると、画面が拡大する機能。これもAQUOS PHONE Xxのみ設定が見当たらない。

 フルセグの録画は現状AQUOS PHONEならではの機能という感があるが(他機種はフルセグは視聴のみ、録画はワンセグというものが多い)、やはり3機種とも対応。

 フィーチャーフォン、スマホ(iPhone含む)から機種変更する場合に一部のデータを移せる「データ引継」アプリも3機種とも対応。これはBluetoothやmicroSDカードを利用し、電話帳やカレンダーの予定、ブラウザーのブックマークなどを移すことができる。

画面に触れずに操作する「エア操作」はXxには見られず。データ引継は3機種とも用意されている

 最後の3項目はセキュリティー関連でこれらも3機種は対応している。「セルフチェック」は本体のどこかに調子が悪い部分があった時に、診断をしてくれる。アンテナが立っているのにネットがつながりにくい、音が聞こえづらいといった、見た目では分からないときに便利。「シークレット設定」は電話帳の一部連絡先を見えないようにする機能。「電話帳アクセスモニター」はアプリが電話帳データに接続するのを禁止できる。

端末の自動チェック機能や、スマホのアドレス帳にアクセスするアプリを制限できる「電話帳アクセスモニター」は3機種とも搭載

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