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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第72回

スタミナ自慢のAQUOS PHONE、最も長持ちなのはどれ?

2014年02月10日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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カメラ、Kindle
ナビゲーションでどうなる?

 続いてのテストは複数の操作を合わせたもの。カメラで50枚撮影し、その後10分の動画撮影、さらにWi-Fi接続でKindleを使った読書、最後に地図アプリを使った30分のナビゲーションと続く。

 Wi-Fiを有効にしただけで、他の設定はYouTubeの再生テストと同じだ。

  AQUOS PHONE ZETA AQUOS PHONE SERIE AQUOS PHONE Xx
カメラ撮影後 96% 96% 95%
電子書籍1冊 93% 92% 92%
マップ30分 80% 80% 78%

 この結果も残念ながら? 3機種とも傾向はほぼ同じ。特にAQUOS PHONE ZETAとSERIEはほとんど変わらず、最後に80%の残量となった。一方、AQUOS PHONE Xxは僅差ではあるがここでも3位となった。最終的な電池残量は78%である。

長時間の画面表示で
IGZOの実力が発揮!

 AQUOS PHONE Xxが少しだけ負けるかも……という微妙な差。そこで今回はさらに長時間のテストを行うことにした。Wi-Fiに接続して「YouTubeの連続再生6時間」に加え、その後5時間の画面表示(YouTubeの再生がスムーズでは無かったので、動画の再生を一時停止したままにした)にする。

  AQUOS PHONE ZETA AQUOS PHONE SERIE AQUOS PHONE Xx
6時間視聴
&5時間表示
53% 55% 27%

 これでようやく大差がついた。AQUOS PHONE SERIEが1位で残量55%。ZETAは残量53%。ここまで過酷なテストを行っても半分以上残っているのは驚き。さすがである。特に動画再生が終了してから、一気にバッテリーの消費が抑えられているのがよくわかる。

画面が動かないケースでのバッテリー消費が小さいのはIGZO液晶の売りだが、このテストではその効果が出たようだ

 一方のAQUOS PHONE Xxはバッテリー残量は27%だ。もともと6時間の動画再生終了時点で、10%以上の差をつけられていたのだが、その後も若干消費が緩やかになっただけで、他の2機種よりバッテリーの消費が激しい。IGZO搭載の有無が最後にハッキリ出たようだ。

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