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デザインのよさに、どこでもつながるが追加

3G対応で、さらに広がるYOGA TABLET 8の世界

2014年02月05日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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クアッドコアCPUを搭載したAndroid機

 YOGA TABLET 8はAndroid 4.2を搭載。当然のようにGoogle Playストアなどで入手したアプリ・ゲームなどを楽しめる。

 システムの情報を確認できるフリーソフトCPU-ZによるとCPUはARM Cortex-A7(497MHz~1.21GHz)、コア数は4つ。メモリーは1GB(994MB)、液晶ディスプレー解像度は1280×736ドット(これはホーム画面や前画面に戻るためのボタンが、アイコン表示されているため)。仕様面では特に驚くところはない、標準的なタブレットだが、それだけに安心して使える。性能は2012年版Nexus 7などを想像するといいかもしれない。

クアッドコアCPUを採用するなど、性能的にも遜色がない。

 IPS方式の液晶パネルはドットピッチ213dpi。視野角が広く、発色もなかなかのもの。動画コンテンツなども美しく……。と、ビューアー中心の用途の満足感も高い。

 ソフト面ではレノボならではの「UIの工夫」も見られる。ホーム画面で上から下にスワイプすると各種設定をスムーズに切り替えられるランチャーを表示。また設定で「スマートサイドバー」をオンにしておくと、本体の縦横やチルト/スタンド/ホールドの各モードの変更に合わせて、過去に閲覧したコンテンツや使用したアプリにすぐアクセス可能だ。

スマートサイドバー。モードが変わった際にクイックにコンテンツや設定にアクセスできる。

設定もスワイプで呼び出すアイコンから簡単に変えられる。

Wi-Fi版にはない、3G通信用の設定も追加されている。

 また、スマートサイドバーでは、各モードに合わせてプリセットしたディスプレー設定、音声設定に切り替えられる。スタンドモードでは動画視聴用に輝度は高くし、ドルビーデジタルプラスの設定を“映画”へ変更。ホールドモードなら電子書籍などを読むために、輝度を落として、ドルビーデジタルプラスの設定も“音楽”へ変更する。といった利用シーンに合わせたサポートを実施してくれるわけだ。

 このほか、「電源管理」アプリでは、画面の明るさや各種機能のオン/オフでの消費電力管理のほか、画面を閉じた際のアプリの終了、画面オフ時に通信を行なうアプリなどを個別に指定したり、タブレットを使用する時刻を指定したりと、かなり細かい管理を行なえる。また、バッテリ残量からの推定残り駆動時間を、より正確に算出するための学習機能も備えている。使い勝手を高めるための工夫はソフトの側でも十分に配慮されていると言えそうだ。

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