表参道のとある喫茶店でコーヒーを飲みながらウェブを見ていたら、レノボから「YOGA TABLET 8」(以降:YOGA)という“Apple Wireless Keyboard”みたいな格好をした8インチ液晶を搭載したAndroidタブレットが販売開始されたという。なんと販売価格は2万7800円らしい。
これから行こうとしている秋葉原のヨドバシカメラですでに販売もはじまっており、店頭在庫もあるようだ。ウェブ上の情報量の多さと正確性、店頭の在庫の有無までも喫茶店でお茶を飲みながらでも分かってしまう現代は、衝動買いにますます拍車をかけてしまう。
購入した「YOGA TABLET 8」を早速開封!
というわけで約30分後、店頭でYOGA TABLET 8をゲットした。パッケージを開けると、8インチの本体とUSB-ACアダプター、microUSBケーブル、取説、ペアのノンスリップシールが出てくる。
簡単にハードウェアをご紹介すると、YOGA TABLET 8はMediaTek MT8125 1.2GHz クアッドコアCPUを採用し、Android 4.2で動作する。RAMは1GB、内蔵フラッシュメモリーは16GB、microSDカードスロットが1個ある。
ディスプレーは8インチのワイドIPSパネル(1280×800ドット)を採用。リチウムイオンポリマーバッテリーを使用し、6時間の充電で最大16時間の駆動が可能だ。YOGA TABLET 8は大きなバッテリーをシリンダー状(円筒形)のデザインにし、同時にタブレットのグリップとしたのがデザイン上の大きな特徴だ。
背面に500万画素、前面に160万画素の内蔵カメラを備え、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)とBluetooth 4.0をサポートしている。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。

この連載の記事
- 第690回 西洋版京大式カード、Rocketbook「クラウドカード」を衝動買い
- 第689回 キャッシュレスペイメント時代のミニマム財布「お散歩ウォレット」を衝動買い
- 第688回 値ごろ感の出てきたEENOUR「PD急速充電器 100W」を衝動買い
- 第687回 30cm定規で演奏の奥義を極める「Musical Ruler」を衝動買い
- 第686回 時間管理に愛を感じるパナソニック「24時間くりかえしタイマー」を衝動買い
- 第685回 充電不要LAMY AL-star EMRデジタルペンを愛用のデジタルノート用に衝動買い
- 第684回 Titanを超える鈍器の中の鈍器スマホ「Unihertz TickTock」を衝動買い
- 第683回 発売から2年目のキングジムデジタルノート「FRENO」を衝動買い
- 第682回 TIMEXの故郷「ウォーターベリー」を冠したレガシーウオッチを衝動買い
- 第681回 「いつも思ってる!」大切な人に気持ちを届ける「ネット鳩時計」を衝動買い
- 第680回 お買い得感と他社製アプリで活用できそうな「ポメラDM200」を今更ながら衝動買い
- この連載の一覧へ