これから春にかけて、新製品が続々と登場するタイミングである。……ということは、現行機種が徐々に値下がりをはじめているのが今である。そこを狙ってお買い得品を探し、レビューするのが本特集であり、第1回目となる今回は「デジカメ」である。
デジカメに関しては、2月13日から国内最大のカメラ関係イベントである「CP+2014」が開催され、おそらく多くの新機種が発表されそうな予感。このため、現行製品の価格が徐々に下がりはじめている。今回は2013年に発売された現行機種の中から、コンパクトデジタルカメラ、ミラーレス一眼、デジタル一眼レフで1機種ずつお買い得度の高いデジカメをピックアップする。
多彩な機能と光学20倍の望遠撮影が2万円以下で!
コンデジは「サイバーショット DSC-WX300」
コンパクトデジタルカメラのお買い得製品は、ソニーの「サイバーショット DSC-WX300」だ。発売は2013年の3月で、量販店でも2万円を切る価格で販売されている。
センサーサイズは1/2.3型、有効約1820万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用し、コンパクトなボディーに光学20倍ズームを搭載。35mm判換算で約25mmから約500mmまでをカバーする。
ソニーのデジカメでおなじみの「プレミアムおまかせオート」をはじめ、カメラを振ることでパノラマ撮影が撮れる「スイングパノラマ」や、特殊撮影機能の「ピクチャーエフェクト」、画像処理で背景をぼかす「背景ぼかしモード」など機能は充実。
もちろん、フルHDでの動画撮影も可能だ。動画撮影時には光学式の手ブレ補正と電子式を組み合わせた「アクティブモード」が動作するので、高倍率ズームでも手ブレの心配が少ない。最近のトレンドでもある無線LANにも対応しているので、スマホやタブレットとの連携も簡単に行なえる。
コンデジとしての基本性能は十分に備え、高倍率ズームもあるので汎用性は高い。デジイチユーザーでも500mmに相当するような超望遠レンズはそうそう購入できないだろうから、望遠用レンズ替わりに1台持っていてもいいかもしれない。
左上が広角側(約25mm相当)、右上が光学ズームの最大(500mm相当)で撮影した画像。左下は500mm相当で全画素超解像ズームを行ない、右下はデジタルズームで拡大。光学20倍だけでも普通には見れない画角での撮影ができる

この連載の記事
-
第3回
PC
Office付きWinタブも5万円前後! PCのお買い得製品 -
第2回
AV
2万円台からハイレゾを満喫!? AV機器のお買い得製品 -
AV
今が狙い目!? 新製品登場前のお買い得デジタル製品 - この連載の一覧へ