1型センサーを採用するニコンのミラーレス一眼「Nikon 1」シリーズの新機種「J3」と「S1」が本日(2月7日)発売される。ボディーのみの実売価格はJ3が7万円前後、S1が5万5000円前後だ。
いままでは「J」と「V」の2種類のシリーズ構成だったが、新たにローエンド向けの「S」が加わり、大きく3つのラインナップで展開されるようになったNikon 1シリーズ。その新顔2機種を画質を含めて徹底チェックする!
ミドルクラスとして生まれ変わったNikon 1 J3
「J3」は従来機「J2」の後継機にあたるのだが、エントリーモデル(従来のJ2)よりも高画質な写真を撮りたい、というユーザーに向けたモデルになっている。
例えば画素数はJ2の1015万画素から1425万画素へアップし、Nikon 1シリーズのフラッグシップ機「V2」と同じ画素数になった。感度設定はISO 160からISO 6400まで設定可能だ。
外観は基本デザインを踏襲しつつ、背面にあったモードダイアルを上面に移動するなど細かい部分でインターフェースに変更が加わっている。
カラーバリエーションは「レッド」「ホワイト」「ブラック」「シルバー」「ベージュ」の5色から選択可能だ。
新しいエントリーモデル Nikon 1 S1
S1は新たにエントリーを担う機種だ。こちらの画素数は1011万画素となっており、従来のJ2に近い。シンプルな外観と左右の縦ラインが丸みを帯びていて柔らかめなイメージになっている。
ISO感度がISO 100からISO 6400まで設定可能になっている。J3ではRAWとJPEGの同時記録ができるが、S1ではRAW記録はできるが、JPEGとの同時記録はできない。
本体カラーは「ピンク」「ホワイト」「ブラック」「カーキ」「レッド」の5色を用意する。
