同じAQUOS PHONEでも302SHがお得感あり!?
同じAQUOS PHONEなので、外観は個別で見るよりも、3機種で比較したほうがわかりやすいだろう。まず気になる部分の違いを表でまとめてみた。
AQUOS PHONE ZETA | AQUOS PHONE SERIE | AQUOS PHONE Xx | |
---|---|---|---|
microUSB | キャップレス | キャップ付き | キャップレス |
イヤホン | キャップレス | キャップレス | キャップレス |
ストラップホール | ○(右下) | ○(右下) | ○(右下) |
音量タッチキー | 左下 | 左下 | 右下 |
インカメラ | 左上 | 左上 | 中央下 |
バッテリー交換 | 不可 | 不可 | 不可 |
卓上ホルダー | 非対応 | 同梱 | 同梱 |
TVアンテナ変換ケーブル | 非対応 | オプション | 同梱 |
若干残念な点を挙げると、auのSHL23のみmicroUSB端子がキャップレスではない。防水カバーを開ける必要がある。
注目点では302SHのタッチキー。3機種とも音量キーがタッチキーになっており、正面側にあるのだが、302SHのみ右下だ。右利きの場合、右下のほうが押しやすいと感じる。逆に左利きの人は左下のほうが押しやすそう。とはいえどちらの位置でも指が届く範囲ではある。
ちなみに302SHは上辺が狭額縁のため、インカメラが下にきていて、少し不思議な感じがする。ユーザーによるバッテリーの交換は3機種とも不可で、左上に防水カバーで覆われたmicroSD/SIMスロットがある。
最後に同梱品をチェック。SH-01Fには卓上ホルダーが付属してないだけでなく、端子自体がないので非対応。さらに自宅のテレビ用アンテナと接続する変換ケーブルなども利用できない。これに対応していると、自宅のアンテナ経由で確実にフルセグを受信できるので、家族に居間のテレビを占拠されるお父さんなどにも便利そうなのだが……。
逆にSHL23と302SHは卓上ホルダーを同梱。ダクト構造になっており、音が聞こえやすい。変換ケーブルは302SHには同梱。SHL23はオプションなので、302SHがちょっと得と言えなくもない。
まずは料金を重視!
AQUOS PHONE ZETA SH-01Fが1勝
スペックではスタミナでSHL23、外観チェックでは302SHが魅力的と感じたが、料金面で明確な差をつけたドコモのAQUOS PHONE ZETA SH-01Fをまずは1勝としたい。赤外線通信や卓上ホルダーに対応しないなど、細かな点でコストダウンされているようにも感じるが、それで運用コストが2年で2~5万円安いのなら「全然問題無し!」と判断する人も多いのではないだろうか。
次回はスピードチェック。文字入力や通信速度などをテストするが、この3機種では差があまり出ないような気も……どんな結果になるのか楽しみにしてほしい。
この連載の記事
-
第212回
スマホ
3キャリアの主力ハイエンド機「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」のスタミナ比較 -
第211回
スマホ
3キャリアの主力モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」でカメラ勝負! -
第210回
スマホ
3キャリアの主力モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」の速度対決 -
第209回
スマホ
3キャリアの主力販売モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」を比較 -
第208回
スマホ
「MONO」「Qua phone」「Android One」、キャリアのミドルクラスのスタミナは? -
第207回
スマホ
「MONO」「Qua phone」「Android One」、キャリアのミドルクラスのカメラをチェック -
第206回
スマホ
キャリアのミドル機「MONO」「Qua phone」「Android One」の速度比較 -
第205回
スマホ
主要3キャリアの最新ミドル機「MONO」「Qua phone」「Android One」を比較 -
第204回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、ハイスペック機のスタミナテスト -
第203回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、ハイエンドスマホのカメラをチェック -
第202回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、キャリアのハイスペック機の速度を比較 - この連載の一覧へ