IGZO搭載「LIFEBOOK SH WS1/M」最強構成モデルのパワーを検証する (3/3)
2014年01月24日 11時00分更新
ノートPCとしては非常に高い性能を誇る
続いて、「LIFEBOOK WS1/M」のベンチマーク結果を紹介しよう。テストに利用した試用機のパーツ構成は、以下の通り。すべて最上位のパーツで構成された最強構成モデルだ。なお、パーツ構成によってはベンチマーク結果が異なる場合もあるので、あらかじめご了承いただきたい。
試用機のスペック | |
---|---|
CPU | Core i7-4500U(1.8GHz) |
メモリ | 10GB |
ディスプレー | 13.3型ワイド(2560×1440ドット) タッチパネル |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 4400(CPU内蔵) |
ストレージ | 約256GB SSD |
OS | Windows 8.1(64bit) |
まずはWindows 8.1の快適さを表わす指針「Windowsエクスペリエンスインデックス」のスコアから。コマンドプロンプトから評価ツール「winsat.exe」で計測した結果は以下の通り。
LIFEBOOK WS1/M試用機の「Windows エクスペリエンス インデックス」テスト結果 | |
---|---|
プロセッサ | 7.4 |
メモリ | 7.4 |
グラフィックス | 5.1 |
ゲーム用グラフィックス | 5.3 |
プライマリ ハードディスク | 8.1 |
CPUの処理能力を表わす「プロセッサ」とメモリのアクセス性能を表わす「メモリ」が「7.4」、ストレージ性能を示す「プライマリ ハードディスク」が「8.1」と、基本性能部分についてはいずれも高いスコアが出ている。デスクトップの処理能力を表わす「グラフィックス」が「5.1」、ゲームプレー時の3D処理能力を表わす「ゲーム用グラフィックス」が「5.3」となっているが、ネットや文書作成、あるいは軽めのゲームなど一般的な利用なら問題ないレベルだ。基本性能が高いので、Windows 8.1を長期間ストレスなく利用できるだろう。
「CrystalDiskMark」でストレージのアクセス速度を計測したところ、シーケンシャルリードで509.7MB/秒、ランダムリードで419.5MB/秒と非常に高いスコアが出ている。書き込み十分高速だ。実際にファイル操作を行なったりアプリを起動してみたところ、全体的にキビキビと動作し、とても快適に利用できた。「CINEBENCH」によるCPU性能の測定結果も良好だ。
「LIFEBOOK WS1/M」での、マシンの総合的な性能を計測する「PCMark 7」と「PCMark 8」、「PCMark Vantage」の結果は以下の通り。グラフィックス性能が関係するテストではスコアがやや低めだが、ストレージ性能が大きく関係するテストでは非常に高いスコアが出ている。Ultrabookよりも総合的な性能は上で、ノートPCとしては十分なパワーといえる。
バリバリ作業をこなせる高性能なマシンを持ち歩きたい人に
各種ベンチマークの結果からもわかるように、「LIFEBOOK WS1/M」は高いマシン性能を持ったノートだ。バッテリー駆動時間も長く比較的に持ち運びやすいので、職場や自宅だけでなく外出先のカフェや出張先のホテルでもバリバリ仕事を進めたい人にお勧めしたい。ビジネスはもちろん、プライベートでの写真加工や動画編集など、高い処理能力を要求する作業も問題なくこなせるだろう。
この連載の記事
-
sponsored
第6回 「LIFEBOOK SH WS1/M」はスケーリング変更でパフォーマンスが改善されるのか? -
sponsored
第5回 13.3型IGZOノート「LIFEBOOK SH WS1/M」の付属ソフトを検証する -
sponsored
第4回 WQHD対応で21.1時間駆動の「LIFEBOOK SH WS1/M」のモバイル性能を検証する -
sponsored
第3回 「LIFEBOOK SH WS1/M」最強構成モデルでゲームを快適にプレーできるか検証 -
sponsored
第2回 IGZO搭載「LIFEBOOK SH WS1/M」最強構成モデルのパワーを検証する -
sponsored
第1回 「LIFEBOOK SH WS1/M」は2560×1440ドットIGZO液晶の高機能モバイル -
デジタル
第回 富士通「SHシリーズ」ロードテスト<目次> -
デジタル
第回 富士通「SHシリーズ」ロードテスト<目次> - この連載の一覧へ